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麗水万博訪問記 

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 #2 2日目(7月21日)

 4、日本館&スリランカ館

 (1)日本館

 本日、2番目のお目当ては日本館。自国のパビリオンですし、是非、訪れてみたいと思っていました。場所は国際館B・1Fの一角、整理券は9時10分からの入場枠、すぐに入館待ちの列へと並びました。


 赤い文字で”JAPAN”と記された日本館の入り口。壁面をよくみると、桜や楓など、日本らしさがなんとなく盛り込まれていて、なかなか凝ったデザインが施されていますね。


 20分ほどで入場、プレショーは、日本の海の豊かさを映像で紹介するという、まあ、他の多くのパビリオンにも見られる手法。ただ違うのは、最期に津波が押し寄せる映像で終わっているという点。
 

 メインショーは、津波で家族や家を失った少年が、苦悩を乗り越えて前向きに生きていこうとする姿をアニメで紹介するもの。麗水万博に日本館が出展するのが決まったのが、震災直後だったからなのか、自然とこういうテーマが決まったのではないかと想像します。

 今までの万博における日本館のスタンスとはちょっと違うもので、派手さはまったくないですが、違う意味で印象に残る展示ではありました。


 (2)外国館

 さて、朝の空いている時間に、できるだけ多くの外国館を周ることに。

 ノルウェー館。ステージに立つスタッフが、操縦士に扮して、ノルウェーを案内するという設定。次の展示ホールは、シンプルでセンスがよく、この辺りは愛知万博から変らないですね。

 
 ウルグアイ館。ご覧のように、待ち時間0。館内はこれまた映像が中心、腰掛けてゆっくりと映像を鑑賞していた人も多く見られましたね。

 

 モナコ館。「ブルーリボン」で飾られたパビリオン。深海をイメージしたような展示。


 どの万博でも絶大に人気を誇る、ドイツ館。ここでももう入り口付近に人が溢れんばかりの人気。取りあえず、パス。

 
 さて、万博ではいつも楽しみにしているのが、記念切手の収集。国際館の片隅にひっそりと置かれた、会場で唯一の郵便局。上海万博の時もそうでしたが、探すのに苦労しました、場所が解りにくすぎて。昨日は訪問時間が6時を過ぎていて、既に閉まっていました。

 ということで、本日、改めて訪問。ヨニスニと、代表的なパビリオン(スカイタワー、テーマ館、ビッグO、韓国館)が画かれたものが4種類あります。10枚セットと20枚セットを購入。大阪万博に行った小学生の頃から、万博と記念切手は、深く結びついていますね。子供の頃の興味は、大人になっても変らないようで・・・。
 
 帰り際に、ショーケースの中に展示された、とっても丁重な装丁の本らしきものが目に付きました。ケースから出してもらって手にとって見ると、「麗水万博ガイドブック+切手セット」(A4サイズ・60頁、切手33種類)。これは思いもしなかった掘り出しもので、即、購入。いい記念になりましたね~。


 郵便局を出て、デジタルギャラリー方面へ。ヨニスニの前は、記念撮影する人で今日も賑わっていますね~。会場で、何気なく韓国人ウォッチングしていると、いろいろと気が付くことも少なくありません。

 韓国人は、記念撮影時にVサインをする人が多いですね。この点は日本人と共通かと思われます。また、いわゆる「自我撮り」する人もよく見かけました。対照的なのが上海万博で見た中国人。女性陣は、子供からその親世代まで、グラビアのモデルのようなポーズで写真に納まっている人が、ほとんど。見ているこちらが、照れてしまいます。国によって、いろいろと習慣が違うものだなと。こちらも興味深いものです。

麗水万博 上海万博
 

 (3)スリランカ館

 国際館へ再び戻ってきて、11時半。この辺りで早い昼食にします。麗水万博でも、是非、付属のレストランへ行ってみたいと思っていたのが、スリランカ館。スリランカ館といえば、カレー。そう、愛知万博でも上海万博でも堪能した、「スリランカ館カレー」。楽しみにしていました。

 

 ガイドブックのスリランカ館紹介ページを見ると、もろ、上海万博と同じ。つまり、愛知万博とも同じ。どの万博でも、一貫して同じ展示内容のスリランカ館、好きです。どの万博へ行っても、「懐かしいな~」と感じさせてくれるからです。

 パビリオンの中に入ると、毎度お馴染みの仏殿に仏像。ただ、パビリオンの天井は、今回は装飾されていなくて、その点はがっかり。

仏殿の次はもう、ショップと飲食コーナー。まあ、敷地が狭いから致し方がないかな。黄色いの民族衣装を着た、女性スタッフも愛知・上海と同じ、懐かしいです。

 
 お目当てのカレー。なんと、薄いナンが2枚と、小さいなパックに入ったカレーが少々。愛知・上海での豪華なカレーセットを期待していただけに、がっかりでした。

 

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