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麗水万博訪問記 

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 #2 2日目(7月21日)

 3、テーマ館

 (1)入場

 悟桐島の散策から戻り、万博会場へと急ぎます。MVLホテルから第一ゲートに向かう歩道は、ストリートファニチャーや樹木を両側に配し、万博らしい雰囲気になっていますね。


 左側には公園。休憩所や子供用の遊具がみられます。実はこれ、後から知ったのですが、「エキスポ公園」なのだそうです。前もって知っていれば(もう少し予習をしていれば)、隅から隅までじっくりと見学してきたんだけれど、この時は急いでいたので、通り過ぎてしまいました。


 会場南端に配置された第一ゲート。南側に観光バス停留所があることから、バス利用者専用の入場ゲートのようです。ゲートの前にやっとたどり着いたのが、開場20分前の7時40分。ゲートの前にはもう既に長蛇の列が出来ていました。


  途中で次のような看板を発見。なんと外国人専用のゲートが特別に用意されているとのこと、これは利用しない手はないですものね~。インタビューもありって、別にOKですよ、と思いつつゲートへ。

 
 向かって一番左側の列が外国人専用の列。一目で非アジア人とわかる3人が並んでいるだけ(写真左)。近くのスタッフに”日本語で”話し掛けながら、ゲートの真ん前に陣取ることができました。後ろには、写真右のように多くの方が並んでいます。外国人待遇は、滞在4日間でこのときだけ、ラッキーでした。


 開場時間の5分前には、もう入場開始。手荷物をX線に通す機械が2台しかなく、外国人専用の列に並んでいた人たちも韓国人に混じって順番待ち。ゲートを通過した後は、スタッフが一目で外国人とわかる欧米系の人を捕まえてアンケートをしているよう。私の方はというと、別に声を掛けられる訳でもなかったので、他の韓国人客たちと共に、目指すパビリオンへと急ぎました(すいませんですね)。



 (2)テーマ館

 万博2日目、最初に目指したのがテーマ館。万博仲間お勧めのパビリオンのいくつかは予約がしてあるのですが、その他のお勧めパビリオンは空いている時間に入館してしまおうと計画。ということで、昨日は屋上に上がって万博の景色を堪能したテーマ館へ、今日は入館することに。

 韓国人客の多くは、人気1・2を争う、アクアリウムやロボット館に向かってダッシュ。テーマ館方向へ向かうのは、私1人だけのよう。昨日は賑わっていたスニ橋も、貸切状態ですね~。

 
 テーマ館の前に到着。まだ8時を3分過ぎたところ。オープンは8時半でしたっけ。

 
 
 もちろん一番乗り。テント下の待機場所は、警備のスタッフが1人だけ。「オープンは40分からですけど」って言われましたが、そのままここで待機。ご親切に、長椅子を持ってきてくださって、そこに腰掛けながら待っていると、家族連れやグループがちらほら、そしてあっという間に行列ができてきました。まあ、お年寄りに長椅子をお譲りしたのはもちろんですが。

 

 映像が中心のテーマ館。まずはプレショー(写真左)、そして円形の劇場へ。ここ韓国の万博会場で特に印象的だったのは(上海万博でもそうだったけれど)、韓国人の行動・習慣。中国人は決して地面に腰を付かなかったし、しゃがむということも皆無。折り畳み式の小型椅子に座るか、立っているかのどちらか。

 韓国人は、すぐに地べたに腰をおろします。それを前提にか、そもそも会場に椅子が用意していないパビリオンも少なくなかったですね。スタッフも、すぐに腰掛けるように指示。韓国人も当たり前のように、しゃがむ。胡坐をかいたり、体育座りをしたり。この点は、日本人と共通する習慣ですね。椅子生活の中国人、畳生活の日本人・韓国人、ということでしょうか。

 

 画像はというと、前述したように「海の豊かさ、大切さ」をテーマとした映像ばかり、ちょっと期待はずれの展示内容でした。う~ん、屋上庭園はよかったんですけどね~。

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