万博を歩こう・TOP > 麗水万博訪問記 > 2-15

麗水万博訪問記 

前へ 次へ→ 


 #2 2日目(7月21日)

 15、イタリア館

 (1)散策

 国際館巡りもこの位にして、ちょっと会場の散策へ。まだ歩いていないエリアもありますからね。エキスポ広場の噴水には、多くのお子さんたち。もう7時になろうというのに、ここもなかなかの賑わいですね。


 歩いてみたかった場所の一つが、ビッグO前の回廊。前述したように、その構造が愛知万博のグローバルループを参考にしているのではないか、というのが私の感想。ビッグO前の会場ステージは、夜間のビッグOショー以外にも多くのイベントが開催されていて、この回廊はショーを見学するには絶好のスポットとなっているようです。愛知万博の夜のイベントもそうでしたよね。

 遠くから見ると、かなりの混雑ぶり(写真左)。では、回廊に初めて足を運ぶことにします。う~ん、雰囲気はやはりグローバルループに似ていますね(写真右)。


 グローバルループと異なるのは、スロープとなっている点。両端から中央部が傾斜になっています(会場図参照)。途中で海側を眺めたのが写真左。後方にヨニ橋が見えますね。そして、今まで登ってきた回廊を途中で振り返ったのが写真左。後方には、今までいた国際館が見えます。


 回廊の屋根は写真左のよう。会期前の会場予想図では、この屋根の上に麗水万博のロゴやシンボルマークが大きく画かれていて、それを見るのを楽しみにしていたのですが、実際には省略されたよう。ちょっと、残念です。

 回廊の中央部は、次のイベントを待つ人達がもう既に場所を確保。座った人で埋め尽くされていて、これ以上前へ進むこともできず、回廊散策はこの辺で断念。また、空いている時間に散策することにします。

 
 次は、国際館の周りを散策することに。この時期、水辺は涼しげでいいですね。C館前の”水堀”もなかなかいい雰囲気。そして、デジタルギャラリー。真下からみると、その大きさは圧巻ですね。

 

 何度も紹介している、”霧”を模った白い構造物。写真左がテーマ館方向を眺めたもの、写真右は反対のエキスポタウン・第4ゲート方面。第4ゲート方面はまだ行っていなかったので、そちらへ行ってみることに。

 
 先ほどB館から眺めたの袂に到達。ここにも万博のシンボルマークが画かれていて、ついつい目が行ってしまいますね。


 橋の袂からB館の西側を北に向かって散策。写真右がB館から眺めていた緑のトンネル。写真右側がそのB間の西側。流石にこの辺りをうろうろしている人は少ないですね。

 
 そしてこちらが国際館の北側。メインゲートの反対側に当たります。

 
 (2)イタリア館

 少し散策したところで、再び国際館へ。上海万博と同様、この麗水万博でも是非入館したいと思っていたのが、イタリア館。そう、3年後の2015年にミラノ万博が開催される国です。

 この時間になると、人気外国館も待ち時間なく入館できます。イタリア館もご覧の通り。

 
 イタリア館のテーマは「歴史的伝統から現代技術まで」。愛知万博・上海万博では各州の展示ブースが印象的でしたが、今回は横軸ではなく歴史という縦軸を重視した展示です。

 

 そしてお目当てが、ミラノ万博紹介コーナー。上海万博の時とは、ロゴマークが変更されていますね。シンプルになっています。


 テーマは、「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding The Planet, Energy For Life)」。テーマを記したモニュメントの下に、モニターが一つ。どうやらこれが、万博紹介ブースのすべてみたいで、ちょっと拍子抜け。

 
 モニターでは会場予想図が次々と展開していきます。中国や韓国とは違った、欧州での万博。行ってみたい気もしますが、次回はちょっと遠すぎですね~。

 

 なお、ミラノ万博の公式サイトはこちら

前へ 次へ→