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上海万博訪問記2
#2 2日目(8月16日) 9、2号ゲート (1)シンガポール館 万博2日目、最後はシンガポール館へ。 待ち時間なしで、入館。1階の展示を見た後、さらに上へと上っていく螺旋階段があったので、私も他の来館者の後について、この螺旋階段を上っていくことにしました。 外観からも分かるように、パビリオンは円筒形。そのパビリオンの内側に、1階から屋上へと上っていく螺旋階段が設けられています。 途中の景色は、なかなかのもの。遠くに「盧浦大橋」、手前には高架歩道が見渡せますね。国連館も見えます。 さて、夜景を見ながら螺旋階段を上っていきますが、どこまで行っても、この螺旋階段が終わらない。途中で渋滞することもあり、一部の人は引き返してくようです。まあ、せっかく入館したのだからと、疲労はピークを越していましたが、なんとか上り切りました。こんなにシンドイものとは・・・・ 最上階は、シアターになっていて、リー・クワン・ユー氏のインタビューが延々と流されています。シンガポール発展の原動力となった氏は、現在も偉大な人物なんだなと、しばらくは見ていましたが、あまりにも延々と続くので席を立つ人が続出、私も退出。 次は、屋上の庭園へ。昼間だと、景色もよく快適なんだろうな、と想像しました。見学を終え、この辺りで帰途へ(9時40分) さて、明日は万博最終日。当初の予定では、午前中の万博見学後、再度ホテルへ荷物を取りに戻り、そこから空港へ向かうことにしていました。しかし、会場とホテルの往復の時間がもったいないので、会場のどこかにトランクを預けることができないか、確認することにしました。某SNSの上海万博関係のコミュでは、このような荷物預かりはなくて、トランクを引きながら会場を巡っていたという書き込みが2件ほどあり、それだけは勘弁して欲しいなと思っていました。 お昼間、たまたま入ったインフォメーションセンターで、確認することに。ここは私の英語では誤解もあろうかと思い、日本語が話せるスタップがいないか聞いてみると、一人、若い女性の方が。 彼女が言うには、5-3ゲートのみが、荷物預かりをしているとのことでした。ということで、帰りは5号ゲートへ行って、再度確認しておくことにしました。間違っていたら、1日中、トランクを引いて見学する羽目になりますからね~。 (2) 帰路 昼間に見た「世博軸」、夜間の照明もとてもすばらしいです。6月の来場時には、1日目の夜だったか、ずっと見ていました。 そして、またまた中国館。その前の広場は、遅くてもまだまだ賑わっていますね~ その向こうに5号ゲートがあります。5号ゲートはさらに、1・2・3に分かれていますが、夜間の退出時は、一ヶ所だけが利用されていました。 出口に近い所に警備室があり、数人の若いガードマンがいましたので、ここで再確認してみることにしました。日本語の話せる人がいないようだったので、ここは英語で説明。ガードマンが言うには、荷物預かりは5-3ではなく、5-1だけとのこと。ここまで来て孤軍奮闘(?)した甲斐がありました。これで、明日は心置きなく、時間ギリギリまで万博会場で楽しむことができそうです。 5号ゲートから一番近い「雲台路」駅から、ホテルに帰ることに。 これが、よかった。 ここは会場の東端、そこから西へ移動するのに、ゲートに近い3つの地下鉄の駅を通ることになります。ところが、この「雲台路」駅で、地下鉄車両はぎゅうぎゅう詰め。次の3つの駅は、これまたホームに溢れる乗客を残したまま、出発。前方の駅がよほど混雑していたのか、3つ目の駅では20分位停車したままでした。昨日は33万人の入場。今日は42万人と遙かに多い来場者数だったようです。 やっと「上海体育館」についたのは、11時10分。くたびれました。 流石に疲れたので、ホテルまでタクシーで戻ることに。これが、いけなかった。 途中で、道は2つに別れ、ホテルは右に行ってすぐのところ。ところが運転手のオッチャン、ホテルの名前をちゃんと告げたのに、左へ行く車線で停止しているでは、ありませんか。「右だがね、右」といっても、「違う、左だて」と言って、譲らない(なんで?)。 「浦東南部ホテルだろ」というので、「違う、上海南部ホテルだがね」と言い返しても、譲らない。どうも、ホテルの名前を勘違いしているらしい。しばらくの間、沈黙。 つボイノリオ先生が上海万博の帰り、ホテル名を告げ、降ろされた場所が、まったく違う場所だった、とラジオで言っていたことが頭をよぎりました。 それは勘弁してもらいたいと思い、そこまでの料金を差し出して、「ここで降りる」と強引に下車、オッチャンは不機嫌そうだったけれど、どこに連れて行かれるのかわからないタクシーにそのまま乗っているほど、私もお人よしでもないので。それに早く寝たかったし。 11時半に、なんとかホテルにたどり着きました。荷物の整理は翌朝にすることにして、さっさと就寝。楽しかったけれど、とても(いろいろな意味で)疲れた1日でもありました。 |