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上海万博訪問記2 

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 #2 2日目(8月16日)

 3、ベストシティ実践区
 

 (1)都市未来館

  大きな通りを越えて、「ベストシティ実践区」(以下、「実践区」と略)へ入ると、左側に大きなステージのような、休憩所があります。 


  前回、ここにたどり着いたのが最終日2日目のよる8時半。2日間、朝から晩まで歩きとおしだったので、そのときはこの休憩所でしばらく寝転がって休憩していました。そんなことが思い出されて、とても懐かしい休憩所でした。 

 さて、「実践区」に入ると正面に見えるのが、いかにも工場であったという外観の「都市未来館」。上海万博、5つのテーマ館のうちのひとつです。前回は、テーマ館にひとつも入っていなかったので、待ち時間もないらしいし、今回はすべて見たいと思っていました。 


  待ち時間もなく、すぐに入場。 

 この3日間で、すべてのテーマ館に入場したのですが、共通する印象は「スケールがでかい」。このような巨大な「工場」を利用して展示するわけですから、展示スペースが半端でなく広い。それに、国家としても力を入れている万博のテーマ館なので、かなりの予算を組んであることは明らかです。 

 都市未来館のテーマは、 
「歴史上人類が構想してきたいろいろな未来都市について回顧し、 未来都市の発展と人類の都市生活の多様な可能性を表示」すること。 

 ただ、一つのテーマ館でも広すぎて、じっくりみているとかなりの時間を要することから、興味のないところは素通り。ここはどうも印象に残っているシーンがないですね~、すいませんが。 


 (2) 共同館

 「実践区」の中央エリアに、各国・都市が出展している共同館が、いくつも立ち並んでいます。その中で、それぞれのブースが設けられています。その数、70余り。 


 前回、印象に残っている展示。名前は略、多すぎてあまり正確に覚えてないです。中国とイタリア、最後はイスラムの宗教都市だと思います。 


  城郭や歴史的建造物の模型が好きなので、一番最後の画像のところでみた模型もなかなか見ごたえがありました。どこか分かる方、教えてください。 


 今回見たところで印象に残っているのはこちら。 2つ目の写真は、ソウル。この国はなかなかイメージ作りがうまくて、センスもいい。それに、集客のコツを心得ていて、他のブースとは比較にならない行列。 


  お目当ての「大阪館」。なかなかの人気のようで、行列ができていました。日本人のスタッフとも、ついついお話を。 


 展示内容はというと、浮世絵風のアニメを使って、大阪の歴史を紹介するもの。大阪城下町(豊臣)の水堀が出来る様子を、ダイナミックに描いているのはいいのですが、どうも抽象的すぎるというか、はしょり過ぎというか、同じように都市の歴史を紹介していた「上海館」に比べると、ちょっとわかりにくい画像でした。予算が違うといえば、それまでですが。 


 「実践区」の中央エリアの見学を終え、お昼も1時近くなったことだし、ぼちぼちと食事する場所を探すことにしました。 

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