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万博遺跡レポート 

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#35  西エントランスの取り壊し・2 06/05/01

 
「千年の森」前のモリコロ

 「千年の森」の広場、最近は見るたびに姿を変えていきます。今日訪れると撤去工事はほぼ終了、舗装も剥がされていて、他エリアと同様、地肌をあらわにしたサラ地が広がっているだけになっていました。中央に樹木の影が、アップにしてみると右のようです。右側に白い部分がみえます。間違いなくこれはモリコロ、白いのはモリコロの目ですねでしょう。まあ、新公園の愛称が「モリコロパーク」ですから、モリコロも残されるということなのでしょう。でも、この広場も会期中の姿のまま残しておいてもらえると、もっとうれしかんたんですが・・・・。



 西エントランス

 
西エントランス前のグローバルループが撤去されてから本格的に始まった西エントランスの取り壊し。この2〜3週間、西ゲートと西エントランスを結ぶ回廊が宙ぶらりんな状態で残っています(写真上)。そして今日、この地点では今まで見たことのない巨大なクレーンが登場していました。

 近くから覗いてみると、その隣に巨大な「階段」(写真中段)。西ゲートからグローバルループに上がるときに利用していたこの階段のようです。一番最後まで残っていた施設、西エントランスも、このように少しずつ取り崩されていくんですね。この階段、本当によく使わせてもらいました。

 西エントランスを正面から望むとこのような感じです(写真下)。この写真をみているだけでは取り壊されたのは回廊の一部だけとしかみえましんが、少し離れた小高い丘から見てみると何かいつもと様子が違います。会場跡地から眺めているだけでは気がつかなかったのですが、家へ帰って1週間前の写真と見比べると、どこが違っているのかやっと気がつきました。

 間違い探しじゃないですけど、エントランスの向こうにグローバルハウスが見えるのが、違うんですね。西エントランスは、回廊がある西側からだけでなく、東側からも既に始まっていたんですね。

 会場跡地訪問も、そろそろ毎週から隔週にしようとずっと思っているのですが、毎週大きな変化があり、なかなかこの跡地訪問の魅力から抜け出すことができません。この最後の巨大な施設、西エントランスの撤去が終了するまでは、やはり毎週通わねば、と思う1日でした。


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