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万博遺跡レポート 

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#30 西エントランスの取り壊し 06/03/27 

 
コモン5付近


 毎週の定点撮影は、いつも駐車場近くの砂防公園から開始。公園の前のアフリカ館は取り壊され、グローバルループは姿を消し、3月中旬にはコモン5周辺の取り壊し工事ははぼ終了しました。かってのアフリカ館の西南隅から西ゲート付近を展望すると、はるか彼方にグローバルループや大観覧車がみえるだけ、手前付近は一面のサラ地が広がっています。工事関係者で賑わっていたのも、これまた昔のことになてしまいました。

 この夏に開園予定の新公園の概略図によりますと、コモン5のあった区域は公園外になるとのこと。そういえば、コモン3の東側に新しい柵が設けられていましたが、こちらが新公園の境界線になるというわけなんですね。新公園とは関係なくなりますが、万博旧跡地のこの区域が今後がどのように変遷していくのか、こちらも楽しみです。



 西エントランスの取り壊し

 現在、取り壊し工事が急ピッチで進められているのが、西ゲート付近のグローバルループ。IMTS駅は基礎部分を残すだけとなり、工事箇所はさらに南へ移動、これまで会期中の姿を残していた西エントランスへと移ってきました。

 今日も取り壊しの真っ最中、重機が西エントランスの入り口部分を取り壊す大きな音が歩道付近まで響いてきます。ここへは2日前にも来ているのですが、西ゲートと西エントランスの接合部分は取り外されてもうなくなっていました。西ゲートはよく利用していただけに、エントランスホールが姿を消していくのを見るのも、ちょっと寂しいものですね。



 東ゲート付近

 東ゲートから入って県道長久手線の下を潜ると「千年の森」がありました。万博開催に合わせて化粧直しをした水道塔が目印ですね。その前の広場は閉幕後も長い間手付かず、てっきりこのままの状態で残されるものと思っていました。

 ところが今日、この広場にショベルカーの姿が。こちらもやはり取り壊されるんですね。広場に近寄ってみると、中央付近に植え込みが見られます。このシルエットはひょっとしてモリコロでしょうか。会期中1度しかこの前を通っていないので、あまり記憶にないのですが、なんだか懐かしく思えてきました。
 

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