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麗水万博訪問記 

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 #1 1日目(7月20日)

 9、国際館

 テーマ館から国際館へと続く「第二の万博軸」を進むと、国際館の中へと入っていきます。2つの万博軸が交差する地点、つまり国際館の中央地点、万博会場のヘソというべき地点には写真右のようなモニュメントが設けられています。記念撮影ポイントの一つ。1人で行動する私も、ボランティアさんにここで写真を撮ってもらいました。

 この1つの巨大な国際館の中に、104カ国がテナント状態でパビリオンを構えています。複雑な構造で、いろいろと趣向も凝らしてあります。個人的には、麗水万博で一番のお気に入りとなりました。詳細はまた別稿で。

 
 万博での楽しみのひとつが、万博グッズの収集。大阪万博以来、個人的には紙資料(書籍、絵葉書、切手、パンフレット)を収集しています。デリタル・ギャラリー下のメインストリートの両側には、多くのレストラン・ショップが並んでいます。万博グッズの公式ショップも3軒ありました。隅から隅までチェック、書籍と絵葉書は全種類、購入できたのではないかと。

 ただ、何度か訪れたことのある方の前評判通り、グッズの種類は少ないですね。ま、上海万博が多すぎたとも言えますが・・・。


 人気パビリオンを全部入るのは、最初からあきらめていましたが、外国館だけは多く入ろうと計画。最初の外国館は、たまたま目に入ったスウェーデン館に行くことにしました(16:00)。
 
 愛知万博では、すべての外国館がモジュールという定型の建造物で展示をしていましたが、こちらも写真のようにテナントのような形で展示を行っています(スペイン・サラゴザ万博も同様だったみたいです)。

 スウェーデン館も目玉は、ノーベル賞受賞の記念晩餐会で実際に使用されている食器類(写真)。その他は、パネル展示が中心。いつもシンプルながら、センスのよさを感じさせるスウェーデン館でした。


 Kポップコンサートが始まる18時半になると、会場がぐんと空くとお聞きしていたので、外国館は夜に集中的に入館しようという計画。待ち時間のない1館だけ入ってみましたが、次の目的地である、自治体館へと行くことに。

 何度も前を通るデジタル・ギャラリー、夕方になり混雑してきたようです。
 
 デジタルギャラリー前の広場に設置されたヨニスニも、人気の記念撮影スポットになっていますね。開催地の麗水(ヨス)から一字を採って「ヨニ」「スニ」にしたとか、「モリゾー」「キッコロ」や「海宝」のような捻り、万博テーマに引っ掛けたメッセージ性がないですね。因み、英語表記は”Yeony””Suny”、中国語表記は”麗尼””水妮”となっています。

 
 
 国際館と韓国館の間の通りを歩いていくと、正面にビッグOが見えていますね。なお、会場内に車が通る道路が設けられているというのは、上海万博と同じですね。愛知万博では、見られなかった光景です。

 

 各所に設けられている、簡易型の公式ショップ。写真右のようなハンマー方のおもちゃも人気でしたね。、


 何と言うことない万博の風景を眺めながら、会場を歩くというのは、愛知万博・上海万博もそうだったけれど、実は一番リラックスして楽しいひと時なのかもしれませんね。

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