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麗水万博訪問記
#1 1日目(7月20日) 8、テーマ館~ヨニ橋 (1)展望台
テーマ館の北端には、海側の壁に沿って通路が設けられているのを発見。パネルには”Observation Deck”(展望台)とあったので、上へと行ってみることにしました(17:10)。 途中で後ろを振り返ると、スカイタワーや企業館。また、堤防突端部に目をやると、Kポップコンサートの特撮会場も見えます。結構、大掛かりなステージなんですね。 海側に目をやると、「悟桐島」。明日の早朝に行きます。 複雑な構造のテーマ館の上に設けられた、曲がりくねった通路を登りきると、やっと屋上の展望台に到着。スカイタワーとはまた違った視点から会場内を展望でき、こちらも絶好のビューポイントとなっています。 写真左は、スカイタワー周辺。企業館や波止場が展望できます。そして写真右側は、今まで歩いてきたスニ橋。こうして眺めていると、海あり、山あり、パビリオンありと、今まで見た万博会場とは違った光景。海の万博、ならではです。 屋上は庭園になっています。これだけの絶景ポイント、庭園もあってゆっくりとくつろげるようになっているけれど、数組のグループとすれ違っただけ。会場内でも、一番の”過疎地域”に、小さな看板が表示してあるだけでは、展望台があることさえ、非常にわかりにくいかと思われます。 庭園に写真左のような表示。ハングルばかりの中に、ドイツ人らきし名前がみられました。
こちらは、帰ってから調べてみました。”Soma”というのは、2007年に設立されたオーストリア人4人による建築家集団。この麗水万博テーマ館もコンテストで受賞したもののようです。以下、参考まで。 Soma architecture - about Veranstaltungen / Soma EXPO 2012 in Yeosu, South Korea (2)ヨニ橋 さて、展望台から会場中央部へと目を移してみることにしましょう。会場に来て初日のこのときは、それほど意識することもなかったのですが、2日・3日と会場内を散策するうちに、当万博会場には、2つの「万博軸」が設けられているんではないかと思うようなりました。 「第一の万博軸」(作者が、勝手に命名)は、次のようなメインストリート(会場図参照)。 メインゲート → エキスポ・デジタルギャラリー → 第3ゲート → 麗水エキスポ駅 「第二の万博軸」は、人口島のテーマ館からエキスポ広場、さらには国際館を横切って、第4ゲート、エキスポタウンに至るという直線ルートです。 詳細は後述するとして、まずは「第二の万博軸」の端に位置するテーマ館からの展望。ヨニ橋からエキスポ広場、国際館へと一直線へ伸びたその先にエキスポタウンが見えますね。 次に、テーマ館を望みながら国際館へと進みます。まずは、ヨニ橋の上からテーマ館方向を眺めます。ヨニ橋は、スニ橋と違って幅も狭い造り。言い換えるなら、テーマ館を正面に展望するための橋ということになるのかもしれません。 ヨニ橋を渡りきった地点。城郭ファンの私からみると、堀越しに大手門へと通じる大手橋を眺めているような感覚がしますね~。
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