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麗水万博訪問記 

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 #1 1日目(7月20日)

 7、テーマ館~スニ橋

 気象環境館から北側のビッグOに移動。図で示したエリアが万博会場の”メインゾーン”に当たり、メインショーが行われるビッグO(図の№23)やテーマ館(№28)が配置されています。そして、人口島にあるテーマ館は、ヨニ橋・スニ橋という2本の橋で結ばれていて、内側は1つの湖(池?)のようになっています。

 それでは、これからこの”湖”を左回りに一周することにします(16:30)。

 
 (1)ビッグO

 まずは、ビッグO。”湖”の中央付近にそびえたち、麗水万博のシンボル的な存在になっています。夜になると、ここで万博のメインイベントである"The Bib-O Show"が開催されています。

 正面には、ビッグOを囲むように、階段状の観覧席が設けられています。昼間は休憩所として利用されているようですね。そして、この観覧席の上は会場の中央と南エリアを結ぶ回廊となっています。


 この観覧席に入ったときの第一印象は、愛知万博と「こいの池」グローバルループ下の休憩所とそっくりな舞台設定。共通要素は;
 {水辺、ナイトイベント、階段状の観覧席=昼間の休憩所、上層の回廊=イベント時の客席}
"The Bib-O Show"は、愛知万博「こいの池のイヴニング」ショーを参考にしたのではないかと、推測してみました。

 (2)スニ橋

 観覧席前の水辺から進行方向を眺めると、橋が見えますね。これが、会場南側とテーマ館のある人口島を結ぶスニ橋。右側が橋、左側が堤防となっていますが、両方を合わせてスニ橋というようです。橋の南側(右側)が、会場の南端に置かれた海洋産業技術館(№27)とテント劇場(№26)です。


 海洋産業技術館の向こう側は、海岸沿いに散策路が設けられています。ヨニスニのと記念撮影も用意されています。写真右は、会場外のヨットハーバー。


 スニ橋を渡ってテーマ館の方へ行ってみることに。途中で、KBSによる中継が行われていました。翌日も別の場所から中継しているようでしたが、毎日、万博会場から会場の様子をPRしているんでしょうか? 力が入っていますね。

 
 橋を渡りきったところで、後ろを振り返ってみました。こんな様子。次に日には朝一番、テーマ館に入場するために、誰もいないこの橋を歩くことになります。

 
 ここから先は図にあるように、二つに分かれています。左側(写真左)が、テーマ館へと通じる堤防道路、というか人口島の一部。右側は、海に突き出た散策路が設けられています。潮風に当たって海や会場を眺めることができる、なかなか快適な散策路となっています。

 
 橋を進むと、右側にはテーマ館。海側から見ると、「海に浮かぶ孤高の島」という設定。


 左側には、”湖”。正面には、巨大なアクアリウムが。”湖”の中央は、ショータイムに使用される「海上ステージ」。「離於島」という名称も付いています。

 

 こちらが、テーマ館の正面入り口。陸側から見ると、「海を回遊するマッコウクジラ」を連想する佇まい、だそうです。人気館のひとつで、長い列ができていますね。前の広場には、オオシャコガイのモニュメント、撮影ポイントになっているようですね。

 

 海上に浮かぶ人口島からは、今までとは違って会場風景を眺めることもできます。北側には、スカイタワーと企業館。右下の桟橋は、お昼にビートルで到着したところですね。

 

 その右に視線を移すと、企業館ゾーンから突き出た防波堤に設けられているターミナル公園。ぽつんと立つ建造物が、麗水万博の目玉の一つとなったKポップのコンサート会場ですね。さらに右側には「赤い灯台」が見えますが、会場より奥は立ち入り禁止区域となっています(「赤い灯台」は行けなかった)。

 

 テーマ館の北側まで行くと、人の姿はほとんでなくて、閑散とした様子。会場内を隈なく歩きましたが、ここが一番の”過疎地”ではないかと。人口島の北端に置かれた売店、期間中にも関わらず、もう閉鎖されたいました。同様の光景、そういえば上海万博会場でも見ましたね。

 

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