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上海万博訪問記2
#2 2日目(8月16日) 7、世博公園 (1)Bエリア(世博公園) 浦西エリアに別れを告げて、浦東エリアのBエリアに渡ってきました。地図で確認。 現在が、フェリー乗り場(1)。これから、黄色の線のようにBエリアを散策していきます。 浦東エリアの河沿いには、3つの公園が設けられています。6月には、Aエリアの中国庭園を散策。今回は、B/Cエリアの公園を散策したいと考えていました。Bエリアは、世博公園。日本語で言うと、「万博公園」です。 フェリー乗り場は、この世博公園の中にあります。西には、あの「盧浦大橋」。 そして、東には「宝鉄大舞台」という、これも工場跡を利用した巨大な建築物があります。 東に向かって(→2)、公園内を散策します。公園内にも、売店が設けられているようですが、客はゼロ。上海万博は、外国館がある浦東エリアが第一人気、企業館がある浦西エリアD、「実践区」のEと続きます。 ところが、この公園、人影は少なく上海万博の「エアポケット」というか、半ば忘れられた存在ですね。ここに店舗を構えたのは、見通しが甘かったというか、運が悪かったというか、お気の毒です。 しばらく進むと、産業遺跡としてここに移転した巨大クレーン。柵もなかったので上まで上っていくと、係員がいてここは「立ち入り禁止」とのジェスチャー。それなら、初めから柵でもしておいてよ、と思いながら、下から撮影だけしておきました。 (2)世博軸 上海万博のシンボル「世博軸」にたどり着きました(2)。この辺りに万博の代表的な建築物が集中しています。 左に文化センター(B)。明日、この6階に上ります。 そして、右、世博センター(A)。ここは関係者のみ立ち入ることができる、いわゆる事務局です。 そして正面に「世博軸」(C)。南側のメインゲートから、河岸まで全長1キロ、幅110メートルの巨大な回廊。上には、「サンバレー」と呼ばれる朝顔の花のような建造物が6つ建っています。 横からみると、写真右のよう。地上2階地下2階。 愛知万博の西エントランスの建物や、栄セントラルパークの「もちのき広場」のような構造・機能といったら、わかりやすいでしょうか。 2階は、グローバルループをさらに巨大にしたような雰囲気で、テントの形などはグローバルループにそっくりです。売店があったり、モニュメントが置かれたり、景色もいいので休憩にはもってこいです。 地下は、単なる通路で、6月、夜遅くここを通過したときは人影もほとんどなく、ちょっと淋しい(こわい)感じでした。 世博センター(3の位置、写真左)の南を通りながら、「宝鉄大舞台」(4の位置、写真右)まで行ってみました。上海万博のパビリオン・建造物はすべて見ておきたいと思い、「宝鉄大舞台」の正面まで来たのですが、今日は催事の準備で立ち入り禁止となっていました。残念です(明日、中へ入ることになりますが)。 (3)高架歩道 浦東エリアには、東西を貫く高架歩道(5)が設けられています。さらに、南北に走る支線がいくつか設けられています。「宝鉄大舞台」の前からこの支線の高架歩道(4)に上がりました。 西には、ヨーロッパ館のあるCエリアが見えます。相変わらず、賑わっているようですね。 東を眺めると、中国館(D)。どこからでも目に付くようになっていますね。まさしくランドマークです。 東西に走る高架歩道の上からも、正面に見えます。 さらに進むと、アジア・オセアニア諸国のパビリオン群が望めます。順に、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、ニュージーランド。このエリアも夜遅くなると、並ぶことなく入館できます。 6月には、オーストラリアとニュージーランドに行きました。今日は、一番最後にシンガポール館に入館しますので、この形を覚えていてくださいね。 日も暮れてきたことだし、ぼちぼちと食事の時間(7時半)。アジア諸国のパビリオンの北側は「食堂街」。本格的な中華料理のレストランもありましたが、やはり手軽に食事ができるファーストフードの店に。自分には、どうもこういった気軽な場所が似合っているようで。 |