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上海万博訪問記2
#1 1日目(8月15日) 5、万博会場へ (1)6号ゲート 夕方5時には万博会場へ入りたかったので、2時間半の上海市街地散策もこれくらいにしておいて、地下鉄・「陸家浜路」駅(E)から、6号ゲートがある「耀華路」駅(F)へと向かいました。 万博会場には9ヶ所のゲートが設けられています。この3日間に、いろいろなゲートを利用してみたいと思い、初日はメインゲートとされる6号門を利用してみることにしました。 駅を降りると、目の前に6号ゲートが設けられています。人の流れに付いていくと自然と入場口へとたどり着きます。 真ん中辺りで、上海万博のシンボルの1つ、サンバレーに突き当たります。真ん中にはオブジェ、撮影スポットになっているようですね。 次は、ゲート前の待機場所でしょうか、柵に挟まれた通路が延々と続いています。メインゲートだけあって、広すぎると思えるほどの規模、歩いてもなかなか入場口まで着かないですね~。 上海万博を開催するに当たり、愛知万博をかなり研究しているとは聞いたことがあります。他のゲートを見ていても、混雑を緩和しつつ、多くの入場客がスムーズに流れるように設計されていますね。 ゲートをくぐると、中国館が目の前に飛びこんできます。「おお~、懐かしい、やっとここに帰ってきたな~」というのが、このときの感想。前回、この下で中国館を眺めていたとき、まさかまた来るとは思ってもみなかったですね~。 (2)散策予定 さて、2度目の上海万博訪問での目的は、前回回りきれずに撮影できなかったパビリオンや公園の撮影。具体的には、 1)浦西地区、Dエリア東半分とEエリアのパビリオン撮影 前回、A~Cエリアを巡ってこちらにきたときはもう真っ暗、夜景は撮影しましたが、はやり、昼間のパビリオンの様子も記録しておきたいものです。 2)浦東地区で、撮影し忘れたパビリオンの撮影 帰ってきて、パビリオンの画像をまとめていると、撮影し忘れていうのがちらほら。ポルトガル館やフィンランド館など、まったく写真がありませんでした。 3)河沿いに広がる、後灘公園や世博公園の散策 ここを歩いて、初めて上海万博会場全エリアを巡ったことになります。パビリオンだけでなく、ランドスケープ・デザインにも興味があるので、万博の公園がここではどのように造られているのかも、興味がありました。 4)並ばなくても入れる、大規模パビリオンの入館 5つのテーマ館、中国の地方館、文化センター、そして夜間にイタリア館。 というのが、主な計画でした。 (3)中国館 サンバレーを過ぎて、中国館の前へ。大阪万博で日本館の前が記念撮影スポットとなっていたように、この中国館の前も記念撮影する人でいっぱい。前回、この中国館はあまり撮影していなくて、今回はいろいろな角度から撮影してみました。 真ん前のインフォメーションセンターも、中国館をイメージしたデザインですね。広場に置かれたオブジェも懐かしいです。 そして、香港館とマカオ館。両者とも興味はあったんですが、結局、入館しませんでした。 大阪万博と上海万博を比較して感じたこと。一番の相違点は、上海万博には塔がない。そして、公園も併設されていないので、観覧車もない。つまり、大阪万博(および愛知万博)のように、高所から会場を見渡せるポイントがないということなんですね。 それでは、一番高い建築物は何かというと、会場のまんまん中に設置された、中国館。上海万博のランドマークですね。赤く派手で、巨大な姿は遠くからでもよくみえます。まあ、中華思想とまでは言いませんが、かなり意識した配置であることは、間違いないでしょう。 もう一つ感じたのは、塔がないと言う点では、紫禁城に似ているかな、との印象を持ちました。 中央に配置された「太和殿」と「中国館」。 中国館の前に立つと、奥に向かって階段が設けられていますが、これなども太和殿に似ているような気がしました。 こんなことを勝手に想像しながら万博会場を巡るのも、また楽しいものです。 |