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上海万博訪問記
#3 3日目(6月13日) 8、D11(企業館) (1)韓国企業連合館
昼食をとったレストランの隣に、他の企業館とは離れてポツンと建っているのが韓国企業連合館。入館待ちの行列もほとんどなかったし、せっかくだからと入ってみることに[14:20]。 今までの万博で企業館と言えば、コカコーラ館とか、大阪・愛知博だと三菱未来館、日立グループ館など、1企業で1つのパビリオンを出展するのが一般的でしたが、異業種異資本の民間企業多数を連合して1つのパビリオンを出展するという形態は、万博史上、日本産業館が初だと言われています(『日本産業館公式記録』参照)。 日本産業館の実現に刺激されて、「じゃあ、私の国も」と大統領の命令で同様の企業館を出展したのが、この韓国企業連合館。そして、上海企業連合館や中国民間企業館についても同様です。 さて、入口で待ち受けていたのが、現代(ヒュンダイ)のマスコットキャラクターでしょうか、記念撮影の真っ最中。
展示内容は、ITをテーマとしたものが多かったという印象が。写真左は、手を触れると接触点の画像が変化していくという趣向、写真右は螺旋状の通路を降りながらモニターに映し出される映像を鑑賞するというもの。大阪万博・中華民国館で初めて目にした「螺旋状通路」方式は、愛知博でも目にしましたが、こちらでも活用されているようです。もう、万博の定番ですね。
出口付近には、2012年開催予定の韓国・麗水万博のPR。こちらも日本から近いので、是非行ってみたいものです。そして、入場者全員に配られる「幸運兌換券」、まあ、くじ引きですね。一等「黄金餐具」、二等「記念印章」、三等「記念扇子」ということで、私は残念ながら三等。「記念扇子」は、パビリオンのデザインが入ったウチワでした。
(2)高架歩道 韓国企業連合館を出てから、またまた浦西エリアを東西に貫く高架歩道に上って、会場の景色を楽しむことにしました。写真左が高架歩道の西端の階段部分。そして、写真右が高架歩道の登り口から韓国企業連合館を眺めた様子です。 高架歩道ばかり撮影しているってことは、やはり愛知万博のグローバルループがお気に入りだったからに他ありませんね~。愛知万博の追体験ってことでしょうか。 高架歩道から南側を眺めたのが写真左。こちらから向こうの浦西江の方角に、表面を木材で加工された歩道が延びています。この歩道、どこまで続くかというと、高架歩道の南側の広場を横切って、Eゾーンの企業パビリオン群へと続いています。つまりは、浦西エリアの東西に離れて配置された企業パビリオン群を繋ぐ導線、というわけなんですね。いろいろと考えてあるものです。 写真右は、朝一番で入館したコカコーラ館。ここだけは、この時間も賑わっていますね。 |