万
博を歩こう・TOP > 上海万博訪問記 > 3-7
上海万博訪問記
#3 3日目(6月13日) 7、D9&D11(綜芸広場) 万博博物館を出た後は、浦西エリアの西端にあたるD9・D11エリアの、そのまた西端付近を散策することに[13:30]。
万博博物館は、日本産業館と同様、造船所だった建造物の骨組みを再利用したパビリオンの一角に位置しています。東側が写真のように万博博物館、そして西側にはレストランやホールが置かれています(イベント・ホールは僻地に多いですね)。
ッレストランの前まで行くと、見覚えのある文字やノボリが目に付きました。「大阪 境の浦」の大きな看板に、氷や寿司のノボリ。いかにも日本という雰囲気ですね。
そしてその奥には大型の劇場「綜芸大庁」(Entertainmento Hall)。ここでは、茶文化をモチーフとした雑技劇「CHA]が上演されています。私は演劇の類は、よくわからないというか関心がないのですが、ツアーに同行された方の中には演劇ファンの方もいらっしゃって、この「CHA」を大層楽しみにされていました。
万博博物館・綜芸大庁の前が、地下鉄を降りて朝一番に目にした1号門、そして綜芸広場です。ここが一般の来場者が足を運ぶであろう、浦西エリアの西端にあたります。
私の万博におけるコンセプト(?)は、「万博会場の端から端まで歩く」ということですので、関係者しか歩いていないような区域にもちょっと足を伸ばしてみました。写真左は、先ほどの綜芸大庁の裏側。そして、D9エリアの西端にホツンと建っているのが写真右の建物。年代を感じさせるような建物で、造船所時代の建物かも知れませんね~。公式地図にはこの建物も描かれているのですが、説明は一切記されていません。
さらに西へ進むと、上海万博会場のランドマークともいうべき盧浦大橋の橋脚の下まで来ました(写真左)。橋の下に柵が見えますが、この向こう側は会場外になります。この橋脚もとても大きくて、付随したビルでも17階ほどありますね。上に登ると、さぞいい景色でしょうね(上海万博会場には塔や観覧車がなくて、会場を一望できる場所がないのが残念)。 再び東へ。局門路をはさんで、綜芸大庁の向かい側に配置されている7階建てのビルが、浦西管理センターと記されています。ここがD11エリアの西端に当たります。
D11エリアを東へと戻っていきます。黄浦江沿いの緑地、この辺りもきれいに整備されていますね。マンホールを見つけたので、ついつい撮影。万博のマーク入りです。
レストラン棟を見つけたので、そろそろ昼食にすることに[13:45]。中には、「和風村」という和風レストランがあって、店員さんがみな浴衣姿というのが興味深かったです(写真右上)。 毎度のごとく、ファーストフードで定食というか弁当っぽいものを注文。中はとても涼しくて、一息つけました。看板を見ると、宝鉄グループ系列のホテルが経営しているようです。
公式地図を見ると、このレストラン棟に郵便局が入っているようなので、ちょっと覗いてみたくなりました。探し回っても見つからなかったので、案内所のカウンターで尋ねてみることに。 ボランティアの男性の方、おそらく大学生なのでしょうが、(英語で)「場所が分かりにくいので案内します」と、わざわざ郵便局まで連れて行ってくれました。裏手の一番奥、ちょっと分かり難い所で、なかなか見つからないはずです。案内していただいて、とても助かりました。 万博会場には切手や絵葉書などは売っていないとばかり思っていましたが、郵便局には豊富な種類の切手や絵葉書が置いてありました。カウンターの横のショーケースには、ちょっと立派なケースに入った切手セットがあったので、鍵を開けて見せていただくことに。220元(3300円)とちょっと高価だったけれど、迷わず購入。いい記念になりそうです。
|