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上海万博訪問記 

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 #3 3日目(6月13日)

 2、コカコーラ館

 (1)入場

 企業館が配置されているDゾーンの中で、1館くらいは人気パビリオンに入ってみようと思い、コカコーラ館に並ぶことにしました。有名な企業であるということもありましたが、コカコーラ・グッズを収集している知人(というか、お客さん)に、何か記念グッズでも買っていこうかなと思ったのが、理由と言えば理由。愛知万博のグッズをよく頂いたものですから、そのお返しということで・・・。

コカコーラ館

 行列の最後尾、「隊列起点」のパネルがある場所から行列に加わることにします[9:45]。聞けばだいたい2時間半とか。ちなみにコカコーラの中国語表記は、「可口可楽(Kekoukele)」、なかなかの名訳だと言われています。

最後尾

 パビリオンの行列は愛知万博でもお馴染みの、ジグザク走行。テープで仕切られたコースを折り返しながら歩いていると、何度も同じ人たちとすれ違う訳ですね。中国人の中で1人、中国人を観察しているのも滅多にない機会ですから、なかなか興味深いものです。中には、知人と似ている人もいたりして、ちょっとびっくり。

 途中には、テレビ型モニターが設置してあったり(写真左上)、パビリオンの中央にそびえ立つ巨大なコカコーラのビン自体がモニターとなっていて、コカコーラをイメージした映像が映し出されています(写真右上)。また、当館で上映される映画のキャラクターが展示してあったり(写真下)、待ち時間も退屈することのないように配慮されていますね。

モニター
キャラクター

 この辺りで待ち時間120分の表示[10:05]。向こう側には石油館が見えますね。あちらも、待ち時間はこのコカコーラ館と同じくらいでかなりの人気だったようです。ツアーに参加した方の話では、なかなかの展示内容だったとか。

待ち時間の表示 石油館

 ジグザグ走行を繰り返しながら、先ほど見かけた知人そっくりの人とは幾度となく顔を合わせるわけですが。それが、何度もすれ違う内に、私とその人との間に並んでいる人数が段々と少なくなっていっているではありませんか! そう、横入り。若い人たちが、テープを潜って前の列へと移動している瞬間を目撃。中国人のマナーの悪さは噂には聞いていましたが、実際に目にすると、「まあ、こんなものなのかな」と・・・・。こんな記事も。

 コカコーラ館は規模はどちらかというと大きくない方で、一度に映像を見ることができるのは50人ほど。それで待ち時間も長いんですね。それでも予定よりは早く、表示の半分、1時間ほどで入場できました。

パビリオン入口

  (2)パビリオン

 コカコーラ館のメインは映像。その前に館内のエントランスで、プレショーの映像。まあ、愛知万博でもよく見かけたパターンですね。コカコーラの商標の入ったグッズも展示されていました。クラシックな雰囲気がします。年代物でしょうか。

プレショー
商標入りのグッズ

 そしていよいよ、コカコーラ館のメインであるシアターに。モニターの前に立つ係り員と比較しても分かるかと思いますが、規模の小さなモニターです。タイトルは”Happiness Factory”、中国語ですと、「可口可楽快楽工房」。

 内容はと言うと、「会場の皆さんに、これからコカコーラを作って差し上げましょう」という設定。キャラクターたちが、山野の大工場で”巨大な”1本のコカコーラを、苦難を克服しながら製造する様子を、これでもかと仰々しく描いたもの。

映像
 
 この映像、youtubeでも見ることができます(撮影は、100kさんではありませんか)。この音楽、懐かしいですね~。

 映像の後は、展示&ショップという、これまた愛知万博でもよく見たパターンですね。キャラクターたちの「原寸大」で展示。そして、1人1人、Happiness Factoryで製造された(という設定の)コカコーラを1本ずつ受け取ります。その場ですぐに飲み干す人も。私はコカコーラ・グッズを収集している知人のために、そのままリュックの中へ。

展示
 
 パビリオンを出るとショップ。記念グッズを探したんですが、4本入りの記念ボトル(というか、アルミ製)のみでした。これももちろん、購入しました。

ショップ
 
 パビリオンの滞在時間は約20分。内容はともかく(?)、万博の雰囲気は存分に味わえたのではないかと。外には、大きな王冠(これって死語?)。記念撮影の人気スポットになっているようですね。

王冠
 

  (3)グッズ

 今日の一番目の目的である人気企業パビリオンも無事に入館できて一安心、まずはパビリオン前の広場で小休止[11:10]。ここで記念グッズの撮影。写真左は、コカコーラ館で入館者に配られていた記念のコカコーラ。右は、ショップで購入した記念ボトル、4本入りです。アルミ製で、もちろん中は空です。紙袋には;
 ”I visited Coca Cola Happiness Factry. Did you? ”
の文字が、これ見よがしに。

配布されたボトル 記念ボトル
 
 こちらは帰国してから撮影したもの。「紀念鋁瓶」とあるますが、「鋁」はアルミのこと。デザインは左から、風車、中国館、上海の高層ビル群、蝶となっています。カラフルですね~。

記念ボトル
 
 自販機で購入した缶のコカコーラもここで紹介。裏面にある、上海万博のロゴがみそですね。そういえば、愛知万博でもロゴ入りの缶が何種類か出ていましたね。

自販機で購入したコカコーラ
 
 これらのコカコーラ・グッズは、帰国後すぐにお土産としてプレゼント。今は、他のコカコーラ・グッズと供に、並べられていることと思います。万博グッズを収集している私としも、コレクターの気持ちはよく分かりますね~。

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