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上海万博訪問記 

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 #3 3日目(6月13日)

 15、A10&A2(アジア)、フェリー
 
 (1)アジア

 日本館や韓国館のあるA9から、昨晩訪問したA10へと場所を移動[18:00]。このエリアのパビリオンはほぼ入館したので、外観の撮影だけが目的。このエリアの外国館は、形状がほぼ共通であることにお気づきかと思いますが、「原型」は恐らくウズペキスタン館の隣にあった「空家」ではないかと推測されます。

 愛知万博の外国館は、長屋のようなモジュールを基に建造(アレンジ)されていましたが、上海万博の一部の外国館も愛知万博と同様、一定の型を基礎に建造されているようです。レバノン館は入り口部分をパビリオンの一部に、北朝鮮館はエントランスに、イラン館はさらに左側に増築しているのがわかります。比較してみるのも、なかなか面白いものです。

レバノン館 北朝鮮館
イラン館 空家

 ちょっと地味な雰囲気のエリアですが、周辺の様子も紹介。イラン館とレバノン館の前から東方向を望んだのが写真左、正面にはアジア連合館1が見えます。西方向を望んだのが写真右、遠方には中国国家館が見えますね。

(クリックすると拡大します)

 高架歩道の前で、吉野家を発見。なかなかの人気のようで行列ができています。そろそろ夕食の時間ではありましたが、中国まで来て吉野家(時々お世話になっています)というのもどうかと思い、パス。

吉野家

 Aゾーンもほぼ”制覇”(と言っても、パビリオンの撮影をしただけですが)したところで、残っているのは、上海万博では中国国家館に次ぎ、人気ナンバー2のサウジアラビア館。高架歩道からは幾度となく目にしていましたが、こちらも近くでみると大規模です。庭には椰子の木が植えてあって、砂漠の国らしい雰囲気。

サウジアラビア館

 高架歩道に上がってサウジアラビア館を眺めてみました(写真左)。屋根にも椰子の木、パビリオンの形は船をイメージしたもの、とか。お隣は、昨晩も訪れたアジア広場。今日もライブの真っ最中で、多くの観衆で埋め尽くされています。

サウジアラビア館 中国国家館

 これにて、A~Cゾーンがある浦東エリアのパビリオンは、ほぼ撮影。残るは、浦西エリアのEゾーン東だけとなりました。ということで、フェリーで再び浦西エリアへと戻らなければなりません。日も落ちてきて、昼間に近くで見た万博文化センターもライトアップが始まっています。

万博文化センター

 
  (2)フェリー

 昼間に浦東エリアから到着したL2乗り場から、今度はEゾーンにあるL1乗り場へと渡ることに。18時50分、出航。辺りもすっかりと暗くなってきました。

L2乗り場

 フェリーのデッキは相変わらずの混雑ぶり。涼しくなってきて、風を受けながらの移動も快適です。夕闇に包まれつつある万博会場を眺めながら、ここでちょっと一息。

フェリーから眺めた浦西エリア

 こちらは、浦西エリア。右に見える煙突は、テーマ館のひとつ「城市未来館」。温度計にもなっている煙突のネオンがひときわ目立っていますね。

浦西エリア

 こちらは浦東エリア。ライトアップされた万博文化センターがぽっかりと浮かんでいます。美しいです。

浦東エリア

 19時、浦西エリアのL1乗り場に到着。残された時間でEゾーンを巡らないとと思うと、ちょっと焦りが・・・・。

L1乗り場

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