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上海万博訪問記 

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 #3 3日目(6月13日)

 13、A3&A13(アジア、4号門)
 
 (1)アジア

 南アジア諸国やイスラエル館が配置されたA3西側から、高架歩道・南北線を越えてA3東側へ移動。中東・アラブ諸国のパビリオンに混じって、北アフリカのモロッコ館。オアシスをイメージした噴水が印象的ですね。

モロッコ館

 A3エリアで一際目を引くのが、砂漠をイメージしたというアラブ首長国連邦館。愛知万博には出展していなかったので、万博では初対面ということになります。国家の経済力とパビリオンの規模は概ね並行しているようですが、煌びやかな同館はその典型例かと。写真右上は、撮影スポットとして人気だった”三頭の馬”。左下は内部の様子、右下はパビリオンの一部です。パビリオンの色彩が反射光によって異なっていて、美しいですね~。

アラブ首長国連邦館

 (2)高架歩道

 南アジアや中東諸国のパビリオンのあるA3から、高架歩道を利用しながら、日本館へと向こうことにします[16:00]。しばらく歩くと、南側には昨晩訪れたアジア連合館1がみえます。ちょっと地味な雰囲気がしますね。北側には日本館が見えてきました。日本館を、これだけ近くから眺めるのは上海万博に来て初めてです。


(クリックすると拡大します)

 日本館は、中国では「紫蚕島」と呼ばれています。形状は、愛知万博日本館と同様、楕円状のドーム。外装が、竹ケージから紫の皮膜へと変わっただけと言うと言いすぎかも知れませんが。設計が同じ「日本設計」であることから、この上海万博日本館は愛知万博日本館の”進化形”ということになるのでしょうか?

 両者の共通点はエコ。紫色のドームの上部に窪みや3本の突起が見えますが、これらは「エコチューブ」と呼ばれ、採光・散水・換気をして消費エネルギーを大幅に削減しているとのことです。。

日本館
 
 高架歩道を東へ進むと、観光車の東側終着点に到達しました。乗り場では、これから会場西方面にと向かう乗客で観光車も満席のよう。写真右上は、観光車の発券所。愛知万博のグローバルトラムの時と同じく、観光車の前面と側面も撮影してみました。

観光車

 高架歩道の東端から、今まで歩いてきた西方面を振り返ってみます。正面には中国国家館が遠くに見えます。およそ1kmの距離です。

4号門前からみた高架歩道


 (3)4号門

 高架歩道を降りると、そこは4号門前の広場[16:15]。4号門は、東浦エリアにある5つの門の内、一番東側に設置されています。利用が少ないのか、規模が小さくてちょっと簡素な造りですね、利用者も少なそうだし。

4号門
 
 広場の北側にショップがあったので、またまた寄ってみることに。ショーウインドウを撮影してみました(店舗内で撮影するのは憚れますから)。一番人気は、「海宝」の人形。幾つも抱えて店舗から出てくる人の姿を何度となくみました。「上海万博へ行ってきました」というメッセージ性、大ですものね。他にTシャツやらメダルなども。

 会場内に展開するショップの数は、愛知万博の比ではなく、また業者もそれぞれ異なっているので、グッズの種類も膨大です。ショップを見ると必ず中に入って、だいたいのグッズに目を通していますが、これはこれでなかなか面白いものです。守備範囲以外のグッズはほとんど買わないけど。

ショップのショーウインドウ

 ショップと出ると、広場の向こうには、日本館。ここだけは外観だけでも見学しておかないと。それでは、日本館の見学へ出発。

日本館
 

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