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上海万博訪問記 

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 #3 3日目(6月13日)

 12、アジア(A2&A3)

 上海万博で入場してみたいパビリオンの1つに台湾館がありました。大阪万博で中華民国館に入場したのが印象に残っているということもありました。ところが、予想以上の人気ぶり、入場はとてもじゃないけど無理そうなので、早々に諦めました。写真左は高架歩道からみた台湾館、入場整理券を朝一番で取ってからでもこの行列ですから、人気のほどが分かります。

 高架歩道から反対側の南に目を移すと、目の前には中国国家館。高架歩道から仰ぎ見ると、これまた圧倒されるほどの大きさですね。高架歩道をはさんで、巨大な中国国家館と台湾館、微妙な配置です。

台湾館 中国国家館

 このまま高架歩道を東へと進みます。先ほどよりもずいぶんと混雑してきたようですね。両側のテントの下を通行する人も増えてきました。高架歩道の中央を走る観光車、愛知万博のグローバルループを想い出しますね。ランドスケープ・デザインは、本当に愛知万博の”再現”という印象です。


 高架歩道・東西線(本線)からは、万博軸の東西に南北の支線が一本ずつ、設けられています。東側の南北線(支線)を北の方へ歩いていくことにします。正面には万博文化センターが見えます。つまりは、慶典広場から、万博軸→高架歩道・東西線→南北線と、一周してきたわけですね。

高架歩道・南北線

 南北線を北に進むと、左側にはネパール館。昨晩、夕食にカレーを食べた場所です。宮殿風のパビリオンの隣には、これまた昨晩登った仏塔。今日も多くの人が登っていますね。

ネパール館
 
 左後方には今し方歩いてきた、高架歩道・東西線(写真左)。会場のどこからも中国国家館が仰ぎ見られるよう、うまく設計されているものです。写真右は、昨晩ライブを見たアジア広場、そして、上海万博では人気ナンバー1、待ち時間が8時間と言われるサウジアラビア館も見えます。

(クリックすると拡大します)

 隣のインド館。ドームは伝統的な建造物(モスク、宮殿、仏塔)などをイメージしたものとか。愛知万博では、個性的な形の外国館を見ることはできなかっただけに、このような多様な形の外国館をいろいろと鑑賞できるというのは、うれしいものです。

インド館

 南北線の北端に到着[16:20]。目の前には、先ほど通り過ぎた万博文化センターの玄関(写真左)。東に目をやると、遠くには畝中山水園も見えますね。

万博文化センター 同・東側

  
 南北線を、引き返して南へと歩くことにします。写真左は、世博大道。奥には世博軸が見えます。写真中央は、インド館とサウジアラビア館。サウジアラビア館の行列がここまで延びています。写真右は、またまた中国国家館。ここで、高架歩道から下へと降りて、アジア諸国のパビリオンを見学することにしましょう。

(クリックすると拡大します)
 
 写真左は、「ラホール城」を模したというパキスタン館。ネパール館やインド館と同様、伝統的な建築物にヒントを得たパビリオンの典型例ですね。対して、写真右はイスラエル館。台湾館やサウジアラビア館などと並び、モダンなデザインとなっています。貝の形とも言われていますが、半分がガラス張りというのも斬新ですね。

パキスタン館 イスラエル館
 
 
 近くまで行くと、パビリオン内部が丸見え。記念スタンプに集まっている入館者の様子も、モロ見えますね。パスポートに記念スタンプを押すというのも、ここ上海万博ではしっかりと定着したようです。でも、その熱狂ぶりは、愛知万博以上かもしれませんね。

イスラエル館

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