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上海万博訪問記
#3 2日目(6月12日) 12、C8(アメリカ) Cエリアも、アフリカ州やヨーロッパ州のパビリオンの撮影を終え、残るはアメリカ州のパビリオンが集まる、Cエリア南西区域へと足を運びます(こちら)。 (1)キューバ館
C8エリアの入口付近にあるのが、キューバ館。待ち時間0だったこともあり、中へ入ってみました。スカイブルーを基調とした外装、また、キューバの街並みを再現した展示などは、愛知博の同館と同じコンセプト、懐かしく感じました。 目を引いたのが、メキシコ館。愛知博では、少数民族の展示が中心で、民族博物館のようでしたが、今回は斬新なデザインのパビリオンです。芝生広場に無数の凧が飾られ、「凧の森」状態。芝生広場は開放されていて、奥の上部へも自由に行き来できるようになっています(写真左)。絶好の休憩場所となっていて、食事をとる人や昼寝をする人たちで、結構込み合っています。一番上から、北を眺めると、遠くにカナダ館が見えますね。 アップしたのが、次の写真。カナダ館の向こう側にはアメリカ広場の塔も見えますね。ちなみに、反対側(南側)、道路(雪之二路)の向こうに見えるのが、17号駐車場となっています。 (3)ショップ その西側が、中南米共同館。造船所当時の建物を再利用したものなのか、かなりの規模です。その前で、先ほどみたジャパンデーパレードの「さいたま竜神まつり会」皆さんが、パレードを終えて休憩されておられたので、ちょっと挨拶。暑い中、お疲れさまでした。 さて、中南米共同館の西端に、郵便局と公式ショップがあったので入ってみました。「中国郵政」の看板に吸い込まれるように入っていくと、森ビルの郵便局では見なかった、なかなか豪華な切手セットが、ショーケースの中に展示されていました。中国の代表的な4つのパビリオン(中国館、テーマ館、万博センター、文化センター)が描かれたアルバムに、それぞれがデザインされた切手のセット。85元となかなかお値打ち、絵葉書セットとともに購入。紙資料収集ファンとしては、なかなかいい買い物ができました(切手、絵葉書などは、別コーナーで紹介予定です)。 お隣が公式ショップ。ショップを見つけると必ず入って、一通り記念グッズをみることにしていますが、店によって取り扱い分野が違い、見ているだけでも飽きないものです。多くのグッズの中で特にびっくりしたのが、海宝や中国館のデザインの貴金属や陶器。かなりのお値段でした。 そして、ここでも大活躍の、乳製品メーカー「伊利」。こちらでは、テントも提供しているようです。テントにはしっかりと、「中国2010年上海世博会唯一指定乳制品」(製でなく制)の文字。それにしても、休憩中の皆さん、かなりお疲れのようです。 13、C3 C8を過ぎ、後灘路を渡った向こう側はC3になります。こちらは会場の外、万博関係者用の巨大なビルがあるだけ。フェンスには、ボランティアのパネルと、上海万博のロゴマーク。 この北側が、先ほど訪れた8号門前の後灘広場(C2)。広場の南側をぐるっと歩いて、Uターン。Cエリアも、後は5・7の高架道路南側を残すだけとなりました〔15:00〕。 14、C5・7(南) アメリカ館やブラジル館など、人気パビリオンはどこも長い行列。そんな中、カナダ館は中庭が開放されているようで、ちょっと入ってみることにしました。外装は木材を利用したもので、コの字型のパビリオンの中は緑の壁とガラス張り、中庭にはモニターor鏡でしょうか、見入っているひとが何人も。また、この中庭にはレストランも併設されていて、時間的に余裕のある人には、格好の休憩場所になるかもしれませんね。 Cエリアの撮影もほぼ終了、ヨーロッパの中で幾つか撮影し忘れたパビリオンもあったので、もう一度そちらの区域へ。遠くで音楽が聞こえてきたので、音のするほうへと行って見ました。ルーマニア館にステージが併設されていて、そこでライブ演奏の真っ最中でした。上海万博で初めてみる、パビリオンでの演奏。 サックス、クラ、ラッパにホルン、パーカッションの編成。民族色の濃いメロディーを聞けるというのも、万博ならではです(youtube参照)。 |