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上海万博訪問記 

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 #3 2日目(6月12日)

 8、C2(後灘広場)

 ヨーロッパやアフリカのパビリオンを見学しつつ、Cエリアの東端から西へと進み、Cゾーン(さらに言うなら浦東エリア)の西端のC2まで来ました。C2は、8号門(後灘門)のエントランス広場である、後灘広場となっています。

 途中、後灘路の上でパレードの山車を見つけました。パレードが始まるまで、こちらで待機しているようです。

 
 (1)イベント会場

 さて、C2の北側には3つのイベント会場が置かれています(こちら)。外国パビリオンと比べるとちょっと人影が少ないようですが、「天下一家」の前を通り過ぎると順番待ちの行列が出来ていました。ぼちぼちの人気なのでしょうか?

 

 上海万博テーマショーの「都市の窓」が催されているシアターは2千人収容、会場で最大の規模といいます(公式サイト)。この後もこのような劇場をいくつも目にすることになりますが、”大規模な”シアターやホールが多いのも、上海万博の特徴かもしれませんね。


 (2)8号門

 イベント会場を抜けてさらに西へと進むと、浦東エリアの西端にある8号門に突き当たりました。メーンゲートの一つだけあって、とても広いというか、幅が広いというか。愛知万博のゲートの比ではないですね。


 門の前から東方向を眺めると、高架歩道の階段が彼方に見えます(こちら)。エントランス広場も、広すぎ!と思えるくらい広い。近寄って撮影したのが、下の写真。


 階段の脇に備え付けられたエレベーター、これまた愛知万博で見たものと、なんとなく似ているような気も・・・・。

 そして、その南側には、モニュメントが置かれています。朝日新聞の上海万博特集で、「愛知博『幸福のかたち』を彷彿とされる、芸術作品の展示が多い」との紹介がされていましたが、モニュメントは他のエントランス広場だけでなく、会場内の多くの広場で目にすることになります。

 
 (3)ショップ

 会場のあちこちで目にする「伊利」のショップ、ここでも大きなブースを発見。どうでもいいけど、ついつい目が行ってしまいます。案内所の前の自動販売機もついでといってはなんですが、撮影。

 愛知万博では、スポーツ飲料ばかり飲んでいましたが、ここではこのヨーグルト飲料を結構、愛飲。なかなかおいしくて、クセになってしまいました。

 (4)高架歩道

 上海万博の会場に来て、これまで多くの「愛知万博」を発見。サイン(案内表示)、分別ゴミ箱、テント付きベンチ、ボランティアなどなど。その中でも、もろ「愛知万博」を連想させるのが、グローバル・ループならぬ高架歩道。

 愛知万博では、高低差の激しい会場を結ぶ手段として考案された環状のグローバル・ループ。上海万博では、長細い会場の東西を結ぶ高架歩道として利用されています。浦東エリアでは、西端の8号門から東端の4号門を結び、中央付近では、上海万博の象徴「世界軸」と交差しています。

 先ほど見えた、高架歩道の西端の階段を上ってみました。西端から眺めたのが、この光景。幅はグローバルループよりもかなり広い、そして直線、そしてほとんど誰も歩いていない・・・・。遙か彼方に、高架道路が見えますね。ちなみに、あそこまで約1㎞の距離。

 
 両脇には日よけテント、中央は、グローバル・トラムならぬ「観光車」が走り、会場の東西を結んでいます。

 
 高架歩道からの眺めは、なかなかのもの。ここからの風景を楽しみながら歩いていると、愛知万博でグローバルループを歩いていた雰囲気を味わえます。お勧めのビューポイントですね。なお、画像は別コーナーでまとめて紹介予定です。

 高架歩道を東へ進み、C5まで来ると人通りもいくらかは見られるようになって来ました。サインにテント地の日よけ、そのすぐ向こうにはパビリオン。懐かしい光景です(こちら)。

 
 下に降りてみました。もろ、グローバルループですね~。日差しを避けて、高架歩道下のベンチで休憩する人の多いこと、多いこと。こちらも、懐かしい光景です(こちら)。

 
 C2(後灘広場)をぐるっと周り、高架歩道の上を散策したところで、パビリオンの撮影を再開、今度は東へ戻っていくことにします〔11:30〕。

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