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上海万博訪問記 

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 #2 2日目(6月12日)

 4、入場

 万博会場9号ゲートまでバスで来た私達32名。取りあえずはひと塊になって、列の最後尾に並びます。ツアーの中でも最年少の”万博少年”、さっそく万博ボランティアの学生さんたちと、ピンバッジ交換の交渉を開始、バッジをゲットしたようです。へぇ~、ピンバッジ・トレードってこういう方法でするのかと思っているうちに、他のピンバッジ・ファンの皆さんもあちこちへ交渉をしに散って行かれました。

 愛知万博で万博ファンになって面々、興味対象は人それぞれで、他には上海万博でもボランティア同士の交流を目的にした方たちや、愛知万博と同じようにイベントやパビリオンを目的とした方たち。それぞれが、グループでいろいろと計画をされているようです。

 グループから離れて個人行動する私は、会場を隈なく歩いて、全パビリオンの撮影をするのが、このツアーでの一番の目的。初日は、外国館のある浦東エリアを西端から東端まで”制覇”、2日目は企業間のある浦西エリアを同様に西端から東端まで”制覇”するつもりです。


 9時に入場開始、十数分で簡易テントの中へ。ここでは愛知万博と同様、セキュリティ・チェックを行います。担当は、北京から来た若い軍人さんだとか。

 なんと、ここでチェックに引っ掛かってしまい、リュックの中を検査。「何か尖ったものを持っていないか」と尋ねられ、X線画像にトランクの鍵が写っていたのがチラッと横目で見えたので、リュックの奥底から鍵を出して無事、放免。

 ここで手間取っている間に他の方たちとはぐれてしまい、ここからは単独行動となりました。ゲートをくぐって、そのまま地下鉄13号線「馬当路駅」の構内へと進みます。


 万博開幕直前に完成したばかりの、新しい線。雰囲気は名古屋市の環状地下鉄線の新しい駅にも似たような感じが。


 車両は混雑することもなく、まあまあ快適な移動。握り棒は、あちこちの上海万博関係のブログで既に紹介されているのがご存知かと思いますが、海宝のイラスト付きです。


 ほんの数分で、浦東エリアの「世博大道駅」へ。ちなみによく目にする「世博」とは、「万博」の中国語です。上海万博のロゴマークが”輝く”通路を通り過ぎて、地上へ〔9:40〕。


 地上に上ってきて、一番最初に目に飛び込んできたのがサイン(写真左)、そして高架歩道に、分別ゴミ箱とこれまた派手なデザインが描かれたサイン(写真右)。

 
 そして、「ここはどこ?」とキョロキョロしてながら地図で確認しているうちに、やっと方角と現在いる位置を把握。地下鉄の駅を降りると、会場の真上を通過する高架道路の真下、BエリアのCエリアの境界線に出るようです(地図参照)。

(クリックすると拡大します)

 そして、いよいよ万博会場の散策開始。最初に見た万博の風景がこちら。「やっと、上海万博へ来た」というよりも、「久々に万博会場へ帰ってきた」というのが、この場所に立った第一印象でありました。初めて愛知万博会場に入った時にも感じた、万博特有の空気。万博ファンにはたまらないですね~。


 前置きが、随分と長くなりました。ここからは、私が歩いた順に、上海万博会場をご案内することにしましょう。

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