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万博遺跡レポート
#17 市民パビリオンの消失 06/01/15 今日は飯田街道を通って、県道田籾線南から会場跡へ向かいました。日曜午後からの訪問は初めて、道路もかなりの渋滞ですね、ちょっと閉口。前々回、会場周辺にまだ万博の看板が残っていると述べましたが、今日はそのうちのひとつ、田籾線沿いのものを撮影してきました。ちゃっと撮影しておかないと、いつなくなってしまうかわからないですものね。写真はこちらにアップしておきました。 モリコロ、あるいはシンボルマークのついた万博関係の看板は、会期中、街のいたるところにみられましたが、ほとんどは閉幕後すぐに撤去。しかし、いまでも”万博遺跡”として、いくつかが残存しています。笹島交差点の時計台(上記の看板の上の写真)もそのひとつです。名古屋駅にお出かけの際は、一度ご覧になってみてください。 アフリカ館 防音シートに覆われている部分が一段と多くなっています。グローバルループ跡のフェンス越しからみると一部が剥ぎ取られているのがみえます(写真左下)。これよりもっと東へ回り込んでみました(写真上)。後方には、残されたグローバルループや「遊びと参加ゾーン」がみえます。 次は西ゲートへ回って北から観察(写真右下)。NEDOパビリオンの部分も剥ぎ取られて、向こう側の「アフリカ共同館」のパネルがどうにか確認することができました。取り壊しもなかなかのハイペース、当分はアフリカ館から目が離せませんね。 市民パビリオン 瀬戸会場跡では、市民パビリオンが姿を消しました(写真左)。前回の状況から予想できたことですが、実際になくなると寂しいものですね。市民パビリオンは瀬戸会場のシンボル。2度しか訪問していないのですが、市民団体の出展や屋上の展望台・飲食店など、思い出がいっぱいある場所でした(写真右)。 瀬戸会場の撮影を開始したのは、長久手会場よりかなり遅いほうでした。しかし、会期後も市民パビリオンが原型を留めている姿を見ることができ、なおかつ、消え行く姿を見届けることができたのはラッキーでした。
北エントランス 瀬戸から長久手を戻る県道から北ゲート周辺を見渡すと、まだ北ゲート回廊が残っているのがみえました。思ったほど工事が進んでいないようです。各施設が消えていくのも名残惜しいのものですが、もう見ることはないと思っていた北エントランスをもう一度見れるとは、うれしいものです。 今日は午前中、所用があったため、会場跡に到着できたのが16時、この北エントランスに着いたころには17時過ぎ、日も落ちてかなり暗くなっていました。リニモからの撮影もしたかったのですが、またの機会に。駆け足で巡った”万博遺跡”散策でした。 |