＃59 ハイブリッド・タワー 07/02/11 季節外れの陽気も昨日まで、今日は平年とおりの気温に逆戻り、風が強い一日となりました。記念公園へ向かう途中、トヨタ博物館南の駐車場に設置されているハイブリッド・タワーを見てみると、先端に取り付けてある「サボニウス風車」が、風車（かざぐるま）のように激しく回転していました。この風車が実際に動いているのを見るのは、初めて。今日のように風・日差しが強い日は、しっかりと充電中というわけなんですね。 さて、今日の行程は、記念公園〜八草駅〜海上の森センター〜公園西口付近〜「移転した万博遺跡」見学というハード・コース。リニモからの光景は最近、変化が見られなくなったので今回はパス、代わりにこの半年の間、行っていなかった地点の見学としました。 １、記念公園 記念公園に到着してすぐに目に飛び込んで来たのが、連絡橋。ほぼ完成、表土むきだしのサラ地が広がる公園を背景に、グリーン系に塗装されたこの新しい建造物がよく映えます。その手前は、先月とは違って、城郭の堀のような側溝が掘られていました。サイクリングロードでしょうか。
第二期オープンに向けて、工事が急ピッチで行われている箇所が、次の二箇所。記念館前の前庭（写真左）と西駐車場。前者は、通路から前庭に下りる階段が設置され、通路もご覧のように輪郭がはっきりとしてきました。後者も同様、駐車スペースの枠組みが出来上がりつつあります。
第二期オープンで、楽しみにしていることのひとつが、[愛・地球広場]へ降りられること。広場の向こうには[ワールドレストラン]の白い屋根、そしてその手前には多くのハイブリッド・ワタワーが並んでいるのが見えます。 実は、このハイブリッド・タワー（以下、HTと略）、会期中はまったく知りませんでした。「移転した万博遺跡」追跡の過程で、このHTのことを初めて知りました。会期中の写真に写っているかどうか探してみると、愛・地球広場で撮影した写真に結構写っていて、たいへん驚いたものです（こんなものが、こんなにたくさんあったとは）。 一ヶ月半後には、HTの写った写真を片手に、ここで定点撮影できるのが楽しみです。
今日、初見のものをここで紹介。ひとつは、記念公園内の随所に設置された看板。万博会期中の全景写真に「博覧会の思い出」のタイトル、そして主なスポットの紹介。この看板の前には多くの人が集まっていて、なかなかの人気のようです。 記念公園を訪れる人を観察していると、サラ地になった会場跡を見ながら会期中にはそこに何があったかを会話している人が少なくないようです。そんな人たちには、今回設置された看板は随分と有用ではないかと思われます（このサイトの定点撮影を見てちょ、というわけにもいかんしなぁ）。 もうひとつは、久しぶりに訪れた八草駅前で見つけたモニュメント。駅前広場の整備が進み、ロータリーの中央に設置されたのがこれ。デザインについては語るセンスがないのでコメントは省略、でもこの万博カラーとロゴはうれしいものです。
２、あいち海上の森センター 八草から足を延ばして、[瀬戸会場]＝海上の森センターへ訪れました。昨年９月のオープン以来、５ヶ月ぶり。記念公園は、駐車場の満車状態、かなりの人出なのに対し、こちらは閑散としていてちょっと寂しいですね。様々なイベントが企画されたり、山口・八草からの案内図を配布したりと、便宜は図られてはいるようです。入り口では、海上の森センター情報誌「ムーアカデミー通信」の創刊号が置かれていました。 ３、公園西口 このところ毎回報告しているのが、西口付近の様子。 前回までの画像をご覧いただくとお分かりかと思いますが、盛り土がされ新しい入り口に向かって勾配がつけられています。昨年６月まで、写真左にあるフェンス越しに西ゲートやグローバルループの定点撮影をしてきましたが、現在はご覧のよう土の下に埋もれています。 さらに奥へ進むと写真右のような様子。整地の進み、あとは舗装工事だけということでしょうか。一ヶ月半後には、この西口がどのようになっているのか、楽しみです（入り口に興味が沸くというのは、城郭ファンとしての習性でしょうか）。
４、移転したハイブリッドタワー 公園からの帰途、飯田街道を少し外れて、ハイブリッドタワーが移設されている愛知大学名古屋校舎へ寄ってみました。HTの設置場所は、管理棟前の前庭。この風景をご覧になって懐かしく思われる、若いOB諸氏もきっといらっしゃることと思います。 これで、移設されたHTは６ヶ所すべて訪問。会期中はその存在すら知らなかったのに、会期後は結構気になる存在となっています。 |
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