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万博遺跡レポート
#58 記念館前庭、整備工事 07/01/14 今年初めての愛・地球博公園訪問。天気にも恵まれ、絶好の撮影日和となりました。風が強くて寒いにもかかわらず、正午過ぎに公園に到着したときには駐車場も満車に近く、その人気ぶりには感心すること、しきりです。 公園内を散策していて発見したのが、第二期オープンをPRするポスター。オープン日時は、万博開幕2周年記念日の3月25日、午後1時とのこと。残すところ、あと2ヶ月ちょいですね。それでは、第二期オープンも間近に迫ってきた記念公園の整備工事の様子を、順にみていくことにしましょう。
1、連絡橋 前回紹介した連絡橋。エレベーター塔の工事シートは取り外され、予想図に描かれているようなグリーンの外観を垣間見ることができるようになりました。屋根の形は、記念公園のトイレと統一性のあるデザインになっていますね。 [グローバルループ]の高さから眺めると、写真左のようです。右はリニモから撮影したもの。 会期中、この当りにあったレストランで軽食をとってから帰宅することがよくありました。いつも賑わっていたレストランやFMラヴァースは今はもうありません。でも、[愛・地球広場]には、[ワールドレストラン]の白い屋根とハイブリッドタワーなどの数少ない万博遺跡が健在。ここでの定点撮影も、大変楽しみです。
2、記念館前庭 記念館=[迎賓館]の前は第一期オープン以来、断続的に工事が続いています。[グローバルループ]と記念館の間を横切るサイクリングロードのトンネルは完成、工事は新しい通路の設置へと進んでいました。 北口から大観覧車へ向かう途中の通路から左へ分岐し、記念館や[コモン6]へ降りていく通路のようです。写真右は、反対の東方向を撮影したものです。道路拡張のため、右端の緑が削られているのがお分かりになるでしょうか。 ちなみに、 記念館前の定点撮影(こちらの右列)は、写真左のフェンス手前。会期中、ここから西方向を望むとグローバルループが自然と左にカーブして、コモン6の北側へと通じていました。この新設通路は、その軌道と同じになるわけですね。
3、[コモン3・6] その[コモン6]ですが、当初は第二期オープンエリアだと思っていました。勘違いのもとは、第一期オープン前に愛知県より発表された地図(図左)。緑の部分が第二期オープンだと思っていたんですが、空色の点線で囲まれた部分だったんですね。ちょっと分かり辛い地図ですね(と、責任転嫁)。私はこの図がずっと頭にあったので、[コモン6]は、まもなくオープン!するものと思い込んでいました、万博仲間のMさんに指摘されるまでは。 右図は、上記の第二期オープンを知らせるポスターの地図より抜粋したもの。赤線で加筆した部分が、[コモン6]です。Mさん、「コモン6は薄ぼやけていますね」。さらに、記念公園のパンフレットで確認して、やっと納得。 ということで、[コモン6]は今回はまだオープンしないようです(Mさん、ご指摘ありがとうございました)。最近始まったばかりの[コモン6]の整備工事(写真左)を見ていても、2ヶ月後のオープンに間に合うんだろうかなと不思議に思っていましたが、これで納得。どうやら、私の勘違いだったようです。 ついでに、[コモン3]の今の様子の報告しておきます。フランス館があった、コモン3北東の角はきれいに削り取られ、丸みを帯びた状態で整備は終了したようです。こちらも今回のオープンはパス、開放はまだまだ先のことになりそうです。コモン3のシンボルであった「尖塔」の下で定点撮影できるのは、当分の間お預けです。
4、西口 ここは、閉幕から毎回欠かさず通っている地点。西エントランスが撤去完了した昨年6月からほとんど変化はありませんでしたが、昨年11月から工事が再開されました(こちら参照)。現在、県道田籾線沿いでは唯一残る整備地点となっています。 会期中から検問所があった辺りには、新たに土が盛られて傾斜がつけられていました。この新設される通路を通って公園西口に入場することになるようです。あと2ヶ月でどのように変化していくのでしょうね。 |