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万博遺跡レポート
#57 西エントランス広場 06/12/23 ちょうど一ヶ月前、信州へ万博遺跡の旅へ出かけた折、万博会期中から大活躍のデジカメが突然故障。思ったより修理に時間が掛かり、記念公園の定点撮影も延び延びになっていました。年も押し迫ったこの日、久しぶりにの記念公園訪問です。 1、記念公園 朝9時に家を出て、今日は地下鉄・リニモでの訪問。まだ時間が早かったためか、来園者もまばら。頬に当たる風はややきついものの、思ったより暖かい日でした。 北口からまっすぐ進み、[グローバルループ]辺りに突き当たると目に付くのが、下記のイメージ図が描かれた工事案内図。会期中、グローバルループから「愛・地球広場」へ降りる際、FMラバースの脇を通りながら階段を下ったものですが(こちら)、その代替施設がこの「エレベーター棟・連絡橋」になります。 工事は記念公園開園してまもなく始まりましたが、基礎工事が[グローバルループ]よりはるかに低い場所で行われていたため、リニモからしかその工事過程をみることができませんでした(写真左下)。今日、[グローバルループ]の高さからみた様子は、写真右下のようです。[グローバルループ]や連絡橋は、ご覧のようにまだまだ工事の真っ最中です。
前々回から報告している、[迎賓館]前のサイクリングロード。工事中のトンネル工事はほぼ終了(写真左上)。次の工事は、[迎賓館](「愛・地球博記念館」)の前庭の整備へと移っています。 [コモン6]も大きな変化がありました。円形レストランの東側(左側)が大きく削られ通路が設けられてありました(赤い矢印)。この辺りは確か、庭園が整備されると発表されています(こちら参照)。 そして、今日一番の大きな変化が[日本ゾーン]の工事(写真下)。サラ地になってからというもの、長らく放置してありましたが、やっと整備工事が始まりました。こちらは、西エントランス広場と西駐車場になる予定、公園西口の顔になるわけですね。日本の塔「月」も整備が終わったようで、骨組みが取り外されています。
2、国際児童記念館〜会場模型 国際児童記念館内では、万博ファンなら涙が出るほどうれしいものを発見しました。会場模型です。 会場模型といえば、開設間もないエコマネーセンターで長久手会場の小型模型(こちら参照)をみたことがあるんですが、こちらは2畳分ほどあろうかという、かなり大型のもの。彩色こそしてないものの、かなり精巧な作りです。写真左は長久手会場を大観覧車の西から眺めたもの。いかがですか、この臨場感。また、写真右は瀬戸会場です。 この模型をみていると会期中の会場風景が思い起こされますね。と同時に、このサイトでいろいろと使用できるんではないかと想い、いろいろな角度から撮影してきました。記念公園訪問の際は、是非、こちらをご覧になって会期中の様子を思い浮かべてみて下さい。涙がチョチョ切れます。
3、西口 公園西口付近の工事も前回より進んでいます。県道田籾線から西口に通じる橋は、歩道部分が工事中(写真左)。さらに、検問所が前回よりさらに手前に移動していて、今まで定点撮影していた地点は進入禁止地域となっていました。 柵のぎりぎりの地点まで進んで撮影したのが、写真右。前回の説明にあるように、通路となっている部分はアフリカ共同館のあった区域です。奥の方を眺めると、工事中の建造物が見られますが、一体なんでしょうか。
公園内外の様子をざっと紹介してきましたが、先月より工事が進んでいる地点も多くみられました。第二期オープンまで残すところ3ヶ月、整備工事も急ピッチで進んでいるようです。 |