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万博遺跡レポート

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#52 第二期オープンに向けて 06/09/15・19 

 会場外からの様子
 
 8月7日以来の、久々の会場外からの定点観察です。来年3月の第二期オープンに向けての工事も、会場外から見る限りはほぼ終了といったところでしょうか。一番遅くまで工事が続いているのは、[西ゲート]付近の斜面(写真下)。西エントランスが撤去され、その土台となっていた盛り土も削り取られ、そして今は斜面の整備工事も最終段階。長い間、地肌を見せていたこの付近も次第に緑化されつつあります。以前の写真と比較してみてください(4f-45a-2参照)。

[西エントランス]から望んだ[コモン6]


 次は、リニモ駅からみた[愛・地球広場]。右側に見える白い屋根は[ワールドレストラン]ですね。中の設備はすべて取り払われて、屋根だけが残されています。その左後方に目を移すと、[コモン2]が見えます。グローバルループが撤去されてからは、こちらも斜面の整備が進められていましたが(3p参照)、青少年公園時代の「芝生広場」へと回帰しつつあるようです。


リニモ駅から望んだ[愛・地球広場]と[コモン2]


 さて、愛知万博閉幕から毎週・毎月続けてきた定点観察も、ほぼ1年を迎えようとしています。パビリオンやグローバルループが次々と姿を消していき、記念公園としてオープンした「こどものひろば」や青少年公園時代からの温水プール・スケート場=[グローバルハウス]を除いて、会期中の姿を思い浮かべるのは困難になってきました。

 整備がほぼ終了した地点、及び、西公園駅からの定点撮影(万博遺跡の(4))は、これをもって終了。これからは、現在も整備工事が続く(3)(5)を引き続き観察していきたいと考えています。第二期オープンまでおよそ半年、どのように姿を変えていくのでしょうか。

 
 記念公園内の整備工事

 リニモ駅まで来たついでに、記念公園をちょっとのぞいてみることにしました。今日は、駐車場付近を行き来していただけで、奥のエリアには行きませんでした。

 まず目に付いたのが、総合案内所の南にある駐輪場(写真左)。会期中に活躍していた自転車タクシーやミニオートバイが展示されていました。自転車タクシーは、記念公園でも活躍するんでしょうか。

 そして、グローバルループがあった地点(ここのb)には、サイクリングロードの整備が始まったことを知らせる看板。子供の頃、青少年公園でよく遊んだという、職場の万博仲間が言うには、以前のサイクリングロードの上にグローバルループが作られていたそうです。会期中にはグローバルループを周遊しながら万博の光景を楽しんだように、来年の春には、サイクリングをしながら記念公園の新しい光景を楽しみたいものです。

記念公園・駐輪場 サイクリングロードの工事開始

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