万博を歩こう・TOP > 万博遺跡レポート > 50

万博遺跡レポート

前へ 次へ


#50 会場外から見た西ゲート跡 06/08/07 

 西ゲート跡の現在

 万博が閉幕して外から眺め続けてきた万博会場跡。記念公園がオープンしてからは内側からも観察できるようになりました。会場取り壊し・整備の様子は航空写真からでも確認することができるのですが、それと併せていろいろな角度から会場跡を観察することにより、内部の様子を立体的に把握できるのではないかと思います。

 会場外からの撮影も隔週にしようと思っていたところ、諸事情により今回は3週間の間が空いてしまいました。その間の変化はというと、[西ゲート]のノリ面の整備。ゲートがあった盛り土が撤去され、IMTS駅や西エントランスが撤去された後は、長い間ノリ面の整備が行われていました(こちら参照)。今日はもう重機の姿もなく、こちらもどうやら工事が終了したようです。他のエリアは変化なし、です。

 これまでは毎週の定点観察、毎月のリニモからの撮影を行ってきましたが、会場外から見える箇所の整備がほぼ終了。したがって、次回からはすべての地点で、月一度の定点観察へと切り替えていくことにします。




 愛知万博協賛商品

 今日、私が万博ファンであることをご存知のお客さんから、「ほかろかと思っとったけど、あんたにあげるわ」と下さったのが下の写真のもの、そして中日新聞社が会期前に定期購読者に配布したと思われる、万博啓蒙のタオルと古新聞用の袋。いずれも「愛・地球博」と文字とモリコロのイラスト入りです。




 万博の始まるかなり前から、万博協賛企業は万博をPRするため、モリコロのイラスト入りの商品を販売していました。何度も述べているとおり、会期前は万博にほとんど関心がなかったので、このような協賛商品には無関心でした。モリコロのイラストが身近にみる商品にもみられ、思い出すだけでも、「シキシマパンの菓子パンの袋」「カゴメのジュース」「マルサンのみそ」「UCCの缶コーヒー」などがありました。

 万博のサイトを開設しようと思い立ったのは会期も半ば過ぎ。会期中は会場の撮影と紙資料の収集が中心でしたが、閉幕直前からは街中に溢れる「万博」を記録しようと思い、名古屋の街の「モリコロ」の撮影を始めました。そしてもうひとつが万博協賛商品の収集。

 しかし、時すでに遅し。9月に入るともうこれらの商品はほとんど姿を消していたのでした。結局見つけたのは、「フルーチェ」と「UCCの紙コップ」のみ。もっと早く思いついていれば、と後悔することしきりです。ですから、もう諦めていた万博協賛のアサヒの缶ビールはうれしかったですね。ほとんどの人には「賞味期限の切れたビール」に過ぎませんが、私にとっては「お宝」。それにしても、万博マニアであることを周囲にPRしておくと、いいこともあるもんですね。万博関連の「お宝」の頂き物は、これで3回目です。

 これらの資料も他の万博資料とともに、いつか「資料室」にアップしていきたいと考えています。

前へ 次へ