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万博遺跡レポート 

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#6 西ターミナル、迂回路 05/10/24
 
 企業パビリオンゾーンA

 訪問時、いつも最初に目にしている、企業パビリオンゾーンAの2つのパビリオン。最近は来るたびに大きな変化が見られるように。前回は展覧車の足元だけを囲っていた骨組みが、今日は全体の半分近くを覆いつくしています。そして、白い壁だけの状態になった三菱未来館。


 フェンス越しに眺めます。足組みが「展・覧・車」のロゴマーク近くまで来ていますね〜。お気に入りのロゴマークも、まもなく見納めのようです。


 電力館は、もっと”凄まじい”状態になっていました。白い壁面が取り外されて、パビリオン内部の展示物が剥き出しの状態。電力館の展示は、電車型ライドに乗って各コーナーを巡るという趣向。その中でも最後の「日本の祭り」のシーンで見たものですね。意外なところで、意外なものにお目にかかったものです。文字通り「祭りの後」といった光景でしょうか。



 西ターミナル周辺

 久しぶりに、西エントランス東側の迂回路に入ってみました。写真左は、途中から北方向を眺めたもの。前方にリニモ公園西駅が見えます。左側が、西ゲートに通じる”渡り廊下”。渡り廊下の向こう側はほとんどアスファルトが剥がされているようですね。この区域の工事は一番早いです。ちなみに、会期中に渡り廊下から撮影地点を眺めると、こちらのような状況。

 迂回路の突き当たりを撮影したのが、写真右。西ゲートからグローバルループに上がるエレベーターが見えますね。グローバルループは、まだ会期中のままですね〜。


 県道田籾線に出てから、砂防公園へ。駐車場前から眺めると、池にグローバルループが映えて、実に素晴らしい光景です。砂防公園は、閉幕後も近くからグローバルループの光景を楽しむことができる、絶好のビューポイントですね。

 閉幕後も、会場周辺には多くの万博ファンが訪れています。カメラ片手に、取り壊し中のパビリオンを撮影していく人がほとんど。この砂防公園も、北ゲート周辺と並び、”人気スポット”のひとつとなっています。


 県道田籾沿いの高台から会場を望みます。長久手線からは展覧車の北側が、そしてこちらからは南側が展望できます。このように遠くから展覧車を眺めていると、本当に愛知万博のランドマークだったんだなととつくづく思います。画像が鮮明でないのが残念ですが、南側はすでに骨組みに覆われているのが確認できますね。


 定点撮影を終え、帰途の途中、前熊東交差点の手前で写真のような看板を発見。会期中、前熊東交差点は、一部が閉鎖されて北と南に迂回路が設けられていましたが、来月には北側の迂回路は、その役目を終えるようです。これで、会場周辺の会期中の光景もひとつ、姿を消すことになりそうですね。



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