万博遺跡レポート

万博遺跡レポート　

＃５　企業パビリオンゾーンＢ　05/10/18
　
　毎回の訪問で、一番最初に目にするのが、展覧車と三菱未来館。両者とも思いいれのあるパビリオン、会期後もついつい気になります。展覧車は、下部に骨組みが組まれています。解体に向けて、工事も着々と（？）進んでいるようです。三菱未来館は外壁がほとんど外されていて、白い壁面がむき出し。展覧車より取り壊し工事の進行が、かなり早いではありませんいか。

　北ゲート付近に車を停め、企業パビリオンゾーンＢの方へ初めて行ってみました。リニモの高架沿いに東に進みます。北エントランスの向こう側には、「夢見る山」の上部が見えます。白い三角の屋根部分も中央部分が剥がされて、穴まるけ。

　さらに進むと、トヨタグループ館が見えてきます。こちらの外観は、会期中とほとんど変わりがありません。構造にもよりましょうが、ずいぶんと取り壊しのスピードが違うものです。

　リニモ高架下から会場跡地を覗き込んでいると、工事関係者の方が意外に多いのが気になります。ゆっくりと内部を撮影し辛いような気が、しないでもないような・・・。ちらっと北ゲートを撮影したのが、写真右。よくここに並んだものです。涙がちょちょ切れるほど、懐かしいですね～。会期中とまったく雰囲気が変わっていません。

　北ゲートを過ぎて、いつもの企業パビリオンゾーンＡの前へ。展覧車の足場がしっかりと組まれてあります。来るたびに変わっていく展覧車を見るのも、興味深いような、寂しいような・・・。

　電力館の正面の壁面の取り外し工事が始まりました。裏側の重機により大きな穴が開けられています。

　ＪＲ東海超電動導館はフェンスに囲まれてはいますが、外観は変わりなし。三菱未来館は、道路面より横からみたほうが取り壊しの状況が進んでいるよう。上部の白い壁面は取り外されて、骨組みがけが残っているだけ。このエリアでは一番最初に姿を消しそうですね。

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