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万博遺跡レポート 

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#3 展覧車、撤去開始 05/10/11
 
 前回、前々回と会期中と変わらない姿を残していた展覧車も、いよいよ撤去工事が始まりました。車からは、観覧車のゴンドラ部分が取り外されているのが確認できます。そして、いつものように傾斜面をよじ登って、フェンス越しに眺めると、最下部の白い部分の撤去作業の真っ最中でした。取り壊されるのは分かっていることとはいえ、ちょっと寂しいものを感じますね〜。


 北ゲート周辺から、南へ左折する迂回路へ入ってみました。西ターミナルの東側の通路です。会期中は途中で停車することはできませんでしたが、今日は通行車両もほとんどなく、途中で車を止めて西ターミナルの現在の様子を見てみました。

 会場取り壊し工事は北側から順次、南側へと進んでいくと聞いていましたが、この西ターミナルが一番取り壊しが進んでいるようです。西ゲートへ通じる「渡り廊下」は残されていますが、駐車場だった区域はアスファルトが剥がされている最中(写真左)。

 さらに進んで、西ゲートの南側へ。この辺りももちろん、会期中は立ち入り禁止区域。西ゲートの周囲を取り囲んでいた太陽電池パネルが取り外されていて、もう”会場跡地”という雰囲気。でも、グローバルループや西エントランスが近くから展望できるというのは、うれしいものです。


 お次は、砂防公園へ。アフリカ共同館の壁面を飾っていたのが、アートプログラム「幸福のかたち」のひとつ、澤田知子作の「フェイス」。ちょうど取り外し作業が行われているところ。う〜ん、このように万博の想い出がひとつひとつ、姿を消していくんですね〜。


 会期中から、定点撮影の候補地と考えていたのが、県道田籾線沿いの高台。展覧車から「大地の塔」、西エントランスが一望できます(写真左)。会場の移り変わりを記録していくには、絶好の撮影ポイント。現在は会期中と変わらないこの光景も、どのように変化していくのでしょうか?

 西ターミナルの変遷も記録しておかなければ、田籾線沿いでも定点撮影ポイントを探しながら散策。とりあえず撮影したのが、右の1枚。次回はもっといい撮影ポイントを見つけたいものです。


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