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万博遺跡レポート 

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#2 会場遠景 05/10/06

 閉幕後の街の様子

 愛知万博が閉幕して、街中を飾っていた万博の看板やフラッグも取り外され、万博前の風景に戻りつつあります。万博会場周辺の道路も、会期終盤の混雑はどこへやら、特に田籾線は行き交う車もめっきりと縁、あのころの渋滞が嘘のようです。

 名古屋駅のコンコースは、会期中の1/3位の人出といったところ。遠方から万博会場や笹島サテライト”ポケモンパーク”へ向かう家族連れの姿は、もう見られません。藤が丘在住の知人も、同じような指摘。会期中は藤が丘周辺に万博スタッフが多く滞在していて、毎朝会場へ向かう人で混雑していたのが、閉幕後は人通りも少なくなってしまったとのこと。名古屋の街も、祭りの後の静けさってところでしょうか。


 定点撮影へ

 ”会場跡地”へ向かう前に、今回も近郊から会場遠景を撮影しようと、撮影ポイントを探しながら車でウロウロ。長久手会場は、東・南方面は丘陵に囲まれているので、西側の県道田籾線沿いか、この北西方面の田園地帯からの撮影ということになります。今日見つけた撮影ポイントは、地元の小学校の南側。このアングル、どこかの写真集でみたことがありますね〜。リニアの軌道とパビリオン群が重なって、なかなか絵になる風景です。


 定点撮影のため、まずは、砂防公園へ。今日も、会期中とまったく変わらぬ風景が目の前に広がっています。しばらくの間、グローバルループを下からボーと眺めていましたが、飽きない光景ですね。


 北ゲート周辺に車を停め、企業パビリオンゾーンAの北側へ。平日の午後にも関わらず、この付近は会場跡地を見学にくる万博ファンの車が並び、中を覗き込んで撮影をしていく人が結構見られます。ここに通い詰めた人なら、跡地がどうなっていくのか、気になりますものね。

 お気に入りの展覧車は、前回と変わらず。会期中と同じ姿が確認できて一安心。


 西隣のJR東海超電導リニア館も、そのまま。東隣のワンダーサーカス電力館、裏側を見ると1階の壁面がはがされています。こちらはいよいよ取り壊し工事が始まったようです。


 定点撮影の予定地点のひとつが、リニモ駅万博会場駅からの撮影。ところが、会期中、リニモ駅から北ゲートへ移動するのに利用していた出口は閉鎖されています。知らなかったのですが、外側のホームは仮設部分で、会期後は取り壊されるようです。

 ホームへ上がり撮影したのが下の写真。入場待ちの多くの来場者で混雑していた北ゲート前の広場も、がらんとした状態。何度、この前で並んだんでしょうか。なんとも寂しい光景です。


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