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万博遺跡レポート 

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 #87 モリコロパーク夜まつり2008 08/09/20

 9月20日・21日の両日、記念公園において「博覧会閉幕3周年記念イベント」が開催されました。「閉幕3周年? 何、それ!? ありえん!」などと、家族には相変わらず冷ややかな言葉を投げ掛けられながらも、仕事終了後、ワクワクしながら記念公園へ一直線。

 一番楽しみにしていたのが、ライトアップされる大観覧車。毎年の閉幕イベントでは、すっかりと恒例になっています。2年前、閉幕後初めてライトアップされた大観覧車を仰ぎ見て、万博会期中のことが走馬灯のように思い起こされたものです(#53)。昨年は、多くの外国屋台が集合、これまた会期中を彷彿とされる賑わい。ビールを買うのに10分待ちでしたっけ(#69)。今年もテンションが上がらずにはいられません。

 リニモ駅から北口駐車場に降り立つと、緑に輝く大観覧車が遠くに見えました(写真)。う〜ん、懐かしいですね〜。夜の記念公園を歩く機会は滅多にないので、逸る気持ちを抑えながら、ますは公園内を散策することにしました。


 大芝生広場で催されているイベントは既に終了、最初は「こいの池」へ。目的は、「キノコ型ランプ」。記念公園内に残されているこのランプ(#87)、公園外に移設されたランプ(江南長久手)も見学してきて、最近はちょっと気になる存在。実は会期中を含めて、このランプが点灯しているところをマジマジと見たことは一度もなし。

 温水プールとスケート場の間の広場から、「こいの池」を眺めると、ほんのりと灯るランプが、池に沿って並んでいます。さっそく、近くへ。写真左は、池の南からランプと観覧車を眺めたもの。

 万博における夜間照明のコンセプトが「家族で月明かりが楽しめるように、なつかしい日本古来の故郷の明かりで満たしたい」(石井幹子プロデューサー)。足元だけがほんのりと明るく、石井氏のことば通り、なかなか趣きがあるものです。また、会期中とは打って変わって、真っ暗な「西エントランス広場」。「月の塔」のシルエットが、なんか寂しげですね。

 もうひとつが、大花壇に会期中のまま残されている街路灯(会場外ではこちら)。残念なことに、大花壇は時間が遅いため立ち入り禁止。遠くから眺めても、キノコ型ランプとは異なり、こちらはなかなかの明るさ(写真右)。会期中はまったく気にしていなかったにもかかわらず、今となってはなんとも懐かしく感じるものです。


 警備スタッフ以外、人影もほとんど見られない「西エントランス広場」。円形の休憩施設越しに眺めた大観覧車(写真左)、段々と近づいていきます。ちなみに、「こいの池」越しに[グローバルハウス](現・プール&スケート場)を眺めたのが写真右。プールのある右側だけが、暗闇の中にこうこうと光を放っていて、ここだけ別世界。それにしても、周囲の暗いこと。


 「水のエリア」を過ぎ、いよいよ大観覧車のある広場へ。1年ぶりの、輝く大観覧車、美しいですね〜。それと、やはり何とも懐かしいものです。真っ暗な芝生広場に座りながら、しばしの間、ぼんやりと観覧車を眺めていると、毎度お馴染みの万博仲間とバッタリ。中には、この両日、ボランティアスタッフとして活躍されている方もおられます。本当ご苦労様です。


 ところが、です。ところが、大観覧車下の広場へ行くと、昨年、一昨年とは打って変わって、人影もまばら、閑散としたもの。天候に恵まれないということもあるでしょうが、なんとも寂しい「夜まつり」でした(この件については#88で)。

 ちなみに、この前後、イベントがあったり、モリコロが登場したりと、結構盛り上がってはいたそうです。ちょっと行った時間が悪かったんでしょうか。


 あまり盛り上がっていない大観覧車付近を離れ、ぶらりと夜の記念公園を散策しながら帰ることに。写真左は、児童綜合センターと大観覧車。こちらもなかなかお目にかかれない、記念公園の夜景すね。

 そして写真右。どこの風景かお分かりでしょうか? 答えは、こちらの右列。ちなみに、画面の左側の明かりは、記念館前から西駐車場へ通じる歩行者用通路。右側の明かりは北・西の駐車場間を結ぶ自動車専用道路です。


 児童総合センターから北口へ、途中からはかってのグローバルループの軌道と重なります。写真左は、記念館前から西方向を望んだ光景。昼間の様子は、こちらの右列。そして、写真右は、こちらの左列。

 暗闇の中に観覧車がぽっかりと浮かび上がっています。うれしいような、それでいて寂しいような「博覧会閉幕3周年記念イベント」1日目の夜でした。


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