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万博遺跡レポート
#73 西エントランス広場 07/12/09 強い日差しの下、汗をかきかき記念公園を散策していたのが、いつのまにやらもう師走。今日は、季節風が吹き抜ける中、今年最後の記念公園訪問となりました。 北口で見つけたのが、記念公園の作業車。ドアにモリコロのイラスト。この作業車だけでなく、公園のあちこちでも同様の車を散見。モリコロのイラストより感慨深いのは、その隣に貼ってあったステッカー。万博誘致時のシンボルマーク、今となっては非常に懐かしいというか、レアなモノという印象。このステッカーは、誘致成功から会場が青少年公園に決定するまでの期間に作成されたもののようですね。当初のテーマが「新しい地球創造」だったとは知りませんでした。
1、花の広場 [コモン6] さて、今日の記念公園の整備状況の報告です。 「花の広場」は現在、「西エントランス広場」と並んで、重点的に整備がなされている区域。先月と比較すると、円形レストランの北側も、南側と同様の構造物が設置されている様子。南側はほぼ完成のようです。
「散策の森」から眺めると、サイクリングロードがかなり整備されてきたのがわかります。記念公園北側のトンネル(写真左下、左上地点)からカーブしながら「散策の森」の真下まで進み、「花の広場」の西側を通りながら、新しく設置された橋(写真右下)を渡り、西駐車場の西側を通り、西口の上まで来るようです。サイクリングロードの上からは、また違った視点から公園全体を観察できそうです。サイクリングとともに、こちらも楽しみにしています。
「花の広場」の南側から円形広場を見ると、写真左側のよう。「環状園路」の工事が始まった模様。その東側、「なだ万」跡地も整備中。「花の広場」は、来年1月末に整備終了予定となっています。
2、西エントランス広場 10月より整備工事が始まった「西エントランス広場」。完成予想図のパネルが表示されていました。ちなみに、この図は、今年3月の「記念公園・基本計画」で公表されたものです。噴水を中心に、日本の塔「月」や花壇が配置され、華やいだ雰囲気の広場となりそうです。
広場で新しく建設される構造物が、予想図にある円形の休憩所。すでに足場が組まれ、建設工事が始まっています。「西エントランス広場」は3月に完成予定。もうしばらく、整備工事の様子を観察できそうです(楽しめそうです)。
3、ハルセミの丘 「西エントランス広場」の工事を一望できるのが、「ハルセミの丘」。先月は、通路が工事中のため進入禁止、定点撮影も断念。今年中は工事で通行不可と表示されていましたが、予定より早く工事が終了したようです。 この通路は万博会期中には使用されていなくて、青少年公園時代のもののようです。階段・手すりが新たに整備され、通りやすくなりました。記念公園を一望しながら緑の中を散策できる「ハルセミの丘」、お勧めです。
4、園路 なぜか気になるのが園路。現在は未開放の[コモン1]から北口に向かうのが「環状園路」。そして、巨大な土管(水路)の上で分かれて、スケート場に下ってくる通路が整備中。写真左が、スケート場北端から眺めたもの、写真右はEV塔から眺めたものです。 ちなみに、会期中の様子はこちら。グローバルループの上からサウジアラビア館を眺めたものです。いつの間にか、土管の左側にあった樹木が2本、無くなっていますね。
5、記念館イベント 本日は、記念館で「モリコロパーク冬のイベント」がありました。「リース作り」などのサークショップ、「記念館ツアー」、そして「自転車タクシー体験」などが行われました。昼過ぎに記念館に立ち寄ると、入り口付近で自転車タクシーの試乗会。行列もなく、すぐに試乗OKでした。運転席からの様子を撮影してから(別に自分自身の写真はいりませんので)、前庭をゆっくりと一周。電動自転車なのでペダルは軽いのですが、ちょっと慣れるまで運転は難しそう。今日は思わぬ体験ができました。 さて、これで今年の月1定点撮影もこれにて終了となりました。 2007年は、第二期オープンの年。久しぶりに[愛・地球博広場]に立つことができましたし、「こいの池」「かえで池」も近くで眺めることができました。そして、何より懐かしい場所に再び立ち、多くの定点撮影をすることができました。 2008年は、第三期オープンまでは、まだまだ時間がありますが、現在整備中の「多目的広場」「花の広場」「西エントランス広場」「大花壇」などが開放されそうです。こちらでもまた、懐かしい場所に立ち、定点撮影ができることを、大変楽しみにしています。 |