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万博遺跡レポート

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#67 モリゾー・キッコロ展 2007 07/08/12
 
 リニモ・ラッピング車両

 7月1日に運行が開始された、モリコロが描かれたラッピング車両に初めて乗車しました(写真上段)。先月、リニモで来園した際は行き帰りともラッピング車両に当たらず、記念公園内からほんの一瞬目にしただけでした。このデザインの車両は、愛知県が地球温暖化の防止に向けて市民にエコライフの実践を呼びかける、「あいちエコチャレンジ21」の一環とのことです。

 駅のホームからデザイン全体を眺めるのは難しいですが、記念公園駅の改札口を出たところで、同じデザインのパネルを目にすることができます。

リニモ・ラッピング車両
記念公園駅


 整備状況

 現在整備中の3ケ所の報告を続けます。まずは、西口。側面にブロック風のパネルが張られ、現場に掲示されている想像図に近い形になってきました。当初はまるで「城門」でしたが、やっと「橋」らしくなってきましたね。モリコロのイラストが彫られていますが、まだ彩色されていません。

西口 モリコロのイラスト

 

 多目的広場も工事が進行中。今日は少し近づいて撮影してみました。西口休憩所前からの状況は写真左のよう。左側に見える通路をまっすぐ進むと、自然とグローバルフープに進みます。11月3日に整備工事が終了すると、多目的広場も開放されるのでしょうか。再びグローバルループを歩けるのが待ち遠しいです。

西口休憩所前 かえで池をはさんで

 
 毎月訪問するたびに大きく状況が変わっていくのが、大芝生広場。

 まずは、[ワールドレストラン]から眺めた様子。室内プール[グローバルハウス]の北側を西に向かう園路は、現在[ワールドレストラン]の北側で行き止まり。それより先は、第二期オープン以来工事が続いています。園路の突き当たりの様子が写真左上。[コモン2]方向へ向かって、緩やかな園路が造成中。ノリ面もきれいに整備されています(写真右上)。9月14日に工事終了予定。ということは、1ヶ月と2日後には、この地点より奥へも歩いて行けるようになるんですね。

 撮影地点をさらに北へ移動。整備中のエリアを眺めると、[コモン2]へ通じる南半分はコスモス畑になる予定。あちこちに苗が植えられいるのがわかります。そして、[コモン1]へ通じる北半分は、芝生広場。スプリンクラーが回り、こちらは芝の養生中のようです(写真左下)。現在は地肌が広がった赤茶けた風景が広がっていますが、来月にはどう変わっているのでしょうか、楽しみです。

 そして、時計塔のある、芝生広場の北端からの展望。こちらも[コモン1]方面へ向かって緩やかな園路がほぼ完成(写真右下)。前回訪問時に気がついたのですが、人工芝の敷かれた[愛・地球広場]から[コモン1]へ向かってかなり削られ、傾斜ななだらかに造成されています。定点撮影(左列)をご覧いただくと一目瞭然。会期中は、グローバルループループに沿って盛り土されていたのが、青少年公園時代のように原状回復されたということでしょうか。

[ワールドレストランより北西を望む]
[コモン1]方面


 モリゾーキッコロ展

 夏休み期間(7/21〜9/2)、愛・地球博記念館において開催されているのが、「モリゾー・キッコロ展 2007」。会期中に販売されたモリコロ関連商品が約300点、展示されているとのこと。

 下は、モリコロ展を知らせる、ポスターやパネル。ちなみに写真右下のモリコロは、会期中には記念撮影用に展示されていた実物だそうです。北エントランスの公式ショップ前のモリコロでしょうか。会期後、岡崎の保育園に寄贈されたらしいのですが、記念公園オープンを期に里帰りしたとのことです。


 
モリコログッズは、次のようにカテゴリー別に展示されています。

 1)会期前に発売された協賛企業の商品。
  「愛・地球博を応援します」の文字とともにモリコロのイラスト入り。万博開催前、モリコロが描かれた生活雑貨や食品をスーパーでよく見かけたものですが、私が集めようと思った会期終了間近にはもう市場から消えていました。私は、缶ビール(アサヒ・スーパードライ)、菓子のパッケージ(フルーチェ)、自販機用紙コップが手元にあるだけ。展示品を改めて見てみると、知らない商品が結構ありました。

 2)会期中のお土産
 会期中に会場で売られていた、食品のお土産。名古屋名物のういろう、味噌煮込みに始まり、定番のクッキーやキャンデーなどにモリコロのデザイン。名古屋城・金の鯱とモリコロは、今見てもちょっと強引な組み合わせですね。

 3)モリコログッズ
 文字通り、もろモリコロ関連グッズ。ぬいぐるみに始まり、Tシャツ、帽子、文具、インテリアなどなど。購入したものもいくつかありましたが、知らないものがほとんど。中でも一番気に入ったのか(今更遅いけど)、なぜか暖簾。家に掛けておきたいくらいですね。

 現在は、愛知万博の”貴重な資料”に昇格してしまったモリコロ関連グッズ。あちこちのコーナーで、モリコロ関連グッズを見学していると、会期中に売店で関連グッズを物色していたときのことを思い出しました。
 「もっと買っておくんだったかな」。多分、モリコロ展を見学された万博ファンの共通する感想だと思います。

 展示は9月2日(日)まで。懐かしいモリコログッズを見ながら、会期中に売店でうろうろしていた2年前にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

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