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万博遺跡レポート

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#66 ”モリコロパーク誕生1周年” 07/07/16
 
 開園1周年

 早いもので、記念公園がオープンして1周年を迎えることとなりました。連休の二日間は、記念公園において”モリコロパーク誕生1周年”記念イベントが開催される予定でしたが、台風4号の影響で初日(15日)のイベントは中止、公園も午前中は閉鎖されていたといいます。

 二日目の今日は、曇天ながらも雨に降られず、記念イベントが開催されました。リニモ駅では誕生1周年を知らせるポスター。そして、公園のあちこちには、1周年を祝うパネルや垂れ幕などが見られました(ちなみに、写真右下のアーチは、タイ・フェスティバルでみたものと同一ですね)。

ポスター 北口
総合案内所 広場


 スケート場[グローバルハウス]前は、会期中を思わせる混雑振り。通路には、愛知県や長久手町などが設置したブースや地元が出展した出店が並び(写真左)、行列の出来ているところも見られました。
 
 記念公園でのイベントには、欠かせないものになった感のある「スタンプラリー」。第二期オープンに次いで2回目となります。会期中のワールドスタンプの影響なのか、これがなかなかの人気。会場6地点+案内所2ヶ所に設けられたスタンプラリー・ポイントは、どこも行列ができていました(写真右)。

 私も、園内各地の定点撮影を行いながら、スタンプラリーに参加。おかげで、園内を隅々まで歩くことになりました。日曜日でも人気が少ない西駐車場・北の未舗装通路を、今日は多くの家族連れとすれ違いました。

スケート場前 スタンプラリー

 
 記念イベント


 夕方4時からは、プールとスケート場の間のスペース(会期中は、グローバルハウス入場前の待機場所)で「誕生会フィナーレ」が執り行われました(写真左)。狭い空間は、万博(モリコロ?)ファンで、立ち見が出るほどの盛況ぶり。「愛・地球博」のロゴ文字やモリコロのイラストが入った、会期中の記念グッズを身に着けている人も散見されした。万博が閉幕して2年近くが過ぎようとしているのに、根強い万博ファンの多いことに、お仲間としてうれしく感じました。

 定番となった、モリコロやカラーキッコロの登場。相変わらずの根強い人気に、万博ファン仲間のMさんのことばを、ふと思い出しました。
   「愛知万博には、『太陽の塔』は残らなかったけれど、モリコロが残った」。
なかなかの名言、だと思います。

ステージ 観客席


 整備状況

 現在、急ピッチで整備工事が進んでいる箇所が、大芝生広場の東側。コスモス畑が造成中、9月14日に工事が終了との表示が見られました。コスモス畑の通路の輪郭もはっきりしてきました(写真)。先月と比べると、随分と工事が進んだようです。気のせいでしょうか、北側が少し削られて、[コモン1]へ通じる傾斜が緩やかになったように感じます。

 本日のイベントの司会者さんによると、一昨日、コスモスの種を撒いたけれど大雨で流されたので再度、種まきに挑戦するとのこと。そして、うれしいニュースがひとつ。コスモス畑は、秋ごろには開放される予定とか。ということは、新しい定点撮影のスポットが増えるということ。こちらも楽しみです。
[コモン2]方面 [ワールドレストラン]前
EV棟から[コモン1・2]を望む

 
 開園1周年

 イベントの最中、司会者の方から「今まで何回、モリコロパークへいらっしゃいましたか〜?」という質問が。初めての方もちらほら(そういえば、西駐車場へ大阪ナンバーの大型観光バスが入ってくるのを発見。遠方からご苦労さまです)。
 自分は何回くらい来園したのか、数えたことがなかったので、確認してみたところ21回。ちなみに。
   万博会期中  32回(6ヶ月間)
   工事期間中  45回(10ヶ月間) 
   記念公園    21回(12ヶ月間) 
 ペースは落ちていますが、自分でも驚くほどの回数です。この場所に来るのは、今日で98回目。あと、2回で100回ということになりますね。

 万博が閉幕して、ここまで通いつめるとは想像もしていませんでした。この調子で行くと、第三期オープンまでは通い続けることになるんでしょうね。万博が閉幕して2年になるというのに、万博(遺跡)ファンからなかなか抜けられそうにもありません。
 

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