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万博遺跡レポート
#45 愛・地球博記念公園、開園5日前 06/07/10 県道長久手線を東新、前熊東交差点で信号待ちをしていると、前回通過したときには見なかった標識を発見、一部はまだ覆われていますが「愛・地球博記念公園」の文字が確認できました。左端には、ちょっと見にくいですが、モリコロのイラストもちゃんと描かれています。何といっても、「モリコロパーク」ですからね。 そして、リニモ「愛・地球博記念公園駅」のエントランスホールには、モリコロとともに”7.15[土]開園!”と書かれたポスターが目に飛び込んできました。愛・地球博記念公園の開園まで、いよいよあと5日。今日は、記念公園の正門の報告です。
万博が終了して、さっそく定点撮影を開始。しかし、解体作業がすぐに開始され、なかなか近づきにくい箇所もいくつかありました。その代表が、リニモ会場駅の真下、旧・北ゲートです。閉幕後、万博を懐かしむ訪問者が一番多く見られた”見学スポット”でもあったのですが、工事関係車両の往来も激しく、警備員の厳しい目もあり、なかなか近づくことができなかったのです。 初めて訪れたのが、閉幕1ヶ月半後の日曜日。工事も中断され、警備員の姿もなく、久しぶりに”北ゲート”の前に立ったのでした。美しい弧を描く北エントランスの突端部は取り壊され、工事車両の通路になっている姿(写真@)を見て、とても寂しく感じたものでした。1ヶ月半前には多くの来場者が並んだときの面影は、まったくありません。 この地点は警備員の方の厳しい目もあり、その後、訪れる機会も少なくなっていきました。
写真Aは、本日の同所です。リニモ駅のプラットホームからは毎月、万博会場から記念公園へと変化していく様子を眺めてきました。でも、リニモの高架をくぐって南側に入り、目の高さから中の様子を見るのは、久しぶりのことです。 北エントランスも、その向こう側のグローバルループも、企業パビリオンもありません。目にすることができるのは、新しく生まれ変わった記念公園の正門(写真A)。 リニモのプラットホームから眺めると、きれいに植樹されたロータリーを一望することができます(写真下)。閉幕後、北ゲート付近のすべての建造物が取り壊され、表土が露になった様子ばかりを目にしてきたものですから、このように、新しくカラフルな”構造物”を目にするのは、本当うれしいものですね。 左端には、青いシートで覆われたモニュメント。通称「モリコロパーク」ですから、これは多分モリコロ、ということになるのでしょうか。
万博閉幕から9ヶ月、万博ファンが待ちに待った記念公園、いよいよオープンです。「万博会場から、どのように変化しているのか」「さらに奥の整備中のエリアはどうなっているのか」、またまた写真を撮りながら、公園内を歩き回るのを、今から楽しみにしています。 それでは、15日、愛・地球博記念公園でお会いしましょう。 |