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万博遺跡レポート

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#43 リニモ藤ヶ丘駅の今 06/06/26 

 万博閉幕直後から定点撮影を開始して9ヶ月。当初は撮影地点も数箇所、それがいつの間にか数十箇所に増えていきました。展覧車や砂防公園前のGLのように、閉幕直後から取り壊し完了まで計画通りに撮影できたものもあれば、かなり取り壊しが進んでから撮影を始めた企業パビリオンゾーンAや西ターミナルなどもあり、各地点での撮影に対する思いはいろいろです。

 瀬戸会場も長久手会場もすべての仮設施設は取り壊しが完了、現在は新公園への準備が進んでいるところです。早い時期に定点撮影を終了してしまったところは、それ以後、ほとんど足を運んでいませんですし、それからどうなったのかもわかりません。ということで、前回は瀬戸会場跡地へ、今回はリニア藤ヶ丘駅と北ゲート周辺を訪ねてみました。


 リニモ藤ヶ丘駅


 地下鉄〜リニモを乗り継いで長久手会場へ通っていた方には懐かしい光景ではないでしょうか。リニモ藤ヶ丘駅です。混雑時にはこの「滞留施設」に人が溢れ、リニモ乗車にも長時間並んだといいます。私も、休日の朝はここを利用していたのですが、並んでせいぜいリニモ駅へ下る階段の上(写真でいうと一番奥の地点)でした。

 閉幕して2ヶ月後と半年後に訪れたときは、仮設の「滞留施設」が取り払われ、サラ地になっていました。その後、商業施設ができると聞いていたのですが、毎週、藤ヶ丘駅の1本西側の通りを通過しているにもかかわらず、素通り。今日、久しぶりに訪れてみると、いつの間にやら、骨組みが出来ていました(写真下)。その商業施設の名称は「effe藤ヶ丘」、秋にオープンとのことです。

南西から。左に地下鉄駅。 南東から。手前はリニモ乗車口。


 企業パビリオンゾーンA

 企業パビリオンゾーンAは、取り壊し開始が一番早く、昨年の12月初旬にはすべてのパビリオンが撤去されています。それ以降は、月に1度、リニモ駅からサラ地になったパビリオン跡地を眺めていただけ。

 。それを地上からみるとご覧のようです(写真上)。ここは電力館跡地、定点撮影とほぼ同じ視点ですので、比較対照してみてください。アスファルトの上に駐車スペースを現わす白線が引かれ、「北駐車場」はもう完成、開園を待つだけとなっています。そして、新公園の新施設。こちらもほぼ完成、毎回見るたびに気になるのですが、どんな施設なんでしょうか。20日後が楽しみですね。

電力館跡地
 
記念公園の新施設


 遊びと参加ゾーン

 風の広場・水の広場はそのまま新公園に残される予定です。風の広場の遊具は、会期後もずっと変らない姿を留めていて、各地点から定点撮影する際のランドマークとして、大いに活躍しています。現在はこのような様子(写真)。ここに、お子さんたちの賑やかな声が戻ってくるのも、まもなくですね。


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