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万博遺跡レポート
#40 グローバルハウスと「月の塔」 06/06/05 グローバルハウス 西エントランスは姿を消し、万博の仮設施設はほぼ撤去が完了。ということで、そろそろ隔週訪問に切り替えようかと思いながら、今週も吸い寄せられるように会場跡地まで来てしまいました。 グローバルループや西エントランスが撤去され、その向こう側には、今まで隠れていたグローバルハウスが見えてきました。青少年公園の中にポツンとあったスポーツ施設が、万博会期中にはグローバルハウスとして使用されていたことにちょっと違和感がありました。でも今となっては、グローバルハウスとして慣れ親しんだこの施設が、万博の想い出として今後も残されることにちょっと感謝したい気持ちです。スケート場・温水プールとしてのオープンは第二期、来年の3月の予定。1度は利用してみたいものですね。 さて、今日の様子は写真上のようです。会期中(写真下)の様子と比較してみてください。オレンジホールとブルーホールの中央に位置していたマンモス・ラボは撤去され、「グローバルハウス」のパネルも取り外されています。でもその他はほとんど変わりがありません。周辺の変貌が著しいだけに、なんだかほっとさせられますね。
「月の塔」 前回は曇っていて気がつかなかったのですが、左方向に白く光り輝くものが目に映りました。アップするとこのような感じ(写真左)。これは、日本広場にあった「月の塔」ではありませんか。大阪万博の「太陽の塔」ほどではありませんでしたが、撮影スポットとして結構人気がありました。 日本広場跡地は、新公園の西エントランス広場・西駐車場となる予定。会期中はどちらかというと「大地の塔」のオマケみたいな存在でしたが、今度は「万博の思い出」の塔として、主役になること、間違いありませんね。新公園オープン後、この塔の前で記念撮影をされる人たちの様子が目に浮かんできます。
西エントランスの痕跡 西エントランスの土台が撤去され、もうどこに西エントランスがあったのかまったくわからない状態となっています。そして西エントランスとコモン3をつなぐグローバルループも撤去が始まっていました(写真上)。西口から鉄の支柱を運び去る大型トラック(写真左下)を見かけましたが、これもグローバルループの一部だったんでしょうか。 現在一番工事の目立つのが、西ゲート跡地とコモン6南口辺りの整備。西ゲートの盛り土は削り取られ、IMTS駅やグローバルループが撤去され、傾斜面が造成中です(写真右下)。パビリオンにしか興味のない方にはもう関係のないことかもしれませんが、城郭ファンで”土塁”を見ると血が騒ぐ私には、なかなか興味のある工事です。それに、他にもう変化がないので、新公園オープンまではこの辺りを中心に記録していきたいと考えています。 |