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万博遺跡レポート
#34 ワールドレストラン 06/04/24 ワールドレストラン 万博は、とにもかくにも自分自身で体験し、自分自身が楽しむもの。万博の魅力はある面、コンサートと同じで、まさに”ライブ”にあるんではないかと、今でも思っています。資料を見ているだけ、テレビ映像をみているだけでは、万博の本当の魅力を堪能できるはずがありません。コンサートの音源や映像だけでは、ライブの本当の魅力が伝わらないのと同様です。みなさんも、多くの展示・イベントを見て、聴いて、万博の魅力を感じられたのではないでしょうか。 そして、もうひとつ忘れられないのが「食」。確かに万博会場での食事はめっちゃんこ高かったということはありますが、今まで食べたことはもちらん、見たこともないような民族料理を体験されたことと思います。私が食事をとったのは、各パビリオンや西エントランスが多かったのですが、「愛・地球広場」のワールドレストラン(写真左)やコモン6の円形のレストラン(写真右)でも1回ずつ食事をしています。とにかく混雑していた、というのが一番の印象です。
さて、今日もいつものコースを巡りながらの定点撮影。会場北側から眺めた企業ゾーンや愛・地球広場も、西側から眺めた西ゲート付近も、今やほとんどの施設が撤去されて、荒涼としたサラ地が延々と広がっています。しかし、よくよく見ると、そんな中にポツンとひとつ残されている施設が確認できます。拡大すると下のようです。 そうなんです。これはあの懐かしいワールドレストランとコモン6の円形レストランなんですね。ゲート、パビリオン、グローバルループなどなど、ほとんどの施設が取り壊されてしまい、これらの施設も当然、とっくに姿を消したものとお思いの方も多かったかと思います。でもご安心をば、まだまだ会期中の姿を留めています。 記憶は定かではないのですが、確か商業施設は存続して利用されるとのこと。これらのエリアは来年3月のオープンの予定なのですが、またこれらの施設を利用できるとは思いもよりませんでした。楽しみです。 瀬戸会場 瀬戸会場も、日本館や愛知県館のあったエリアはすでに整備完了。そして今日、2週間ぶりに訪れてみると、市民パビリオンのあったエリアも整備が完了していました。いままで工事関係者の方の姿がいつもあったのですが、日本館のあったエリアと同様、もう人の姿もみあたりません。 この地点も遅ればせながら昨年11月以降、毎週訪問してきたのですが、定点撮影は今日で終了ということになります。この近辺も、これ以降どのように移り変わっていくのか、興味は尽きません。 |