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万博遺跡レポート
#20 北ゲート付近の変遷 06/01/29 久しぶりの日曜日午前中の会場跡訪問。雲ひとつない晴天、これまた久しぶりです。最近、会期中の写真を整理しているのですが、やはり晴れの日に撮影した映像は美しいものですね。 アフリカ館 最初の目的地、砂防公園へ向かう途中、いつも最初に目に飛び込んでくるがアフリカ館。南側から覗くとご覧の通り(写真左)。北側の通用門から見上げると、コの字型のパビリオンのうち北側が完全になくなり、西側も左上の部分が取り壊されています。このアフリカ館を見ることができるのも、あと2〜3週間というところでしょうか。
砂防公園側のアフリカ館から右の方角へ目を向けると、コモン3まで残るグローバルループが。今日は工事もなく辺りは静まり返っています。音も動きもない中、グローバルループにかかる赤いフラッグだけが風にはためいているというのも、わびしいというか、何とも寂しいものですね。グローバルループのさらに右には、コモン3の尖塔とカラフルなアーケードが。アーケードの右側のスペイン館は比較的早い時期に取り壊されたのですが、フランス館(左側)やアーケードはまだまだ健在のようです。
瀬戸会場 こちらでは日本館が姿を消していました。道路側に張られていた防音シートがはずされ、日本館が跡形もなくなくなっています。そしてその向こう側の海上広場へ通じる階段が望めるようになりました。愛知県館も仮設部分の撤去が急ピッチで進んでいるようです。 北ゲート周辺 トヨタグループ館も、外壁と劇場の座席のわずかな部分を残すのみ。これで、企業パビリオンゾーンBからAにかけてのエリアは、ほとんどの施設が撤去完了(写真下)、その後方には記念公園開園後も残されるグローバルハウス(温水プール・スケート場)や大観覧車がわずかに残るだけです。ぼんやりと企業ゾーン跡地を眺めていると、北ゲート先端部分付近に土盛を発見(赤い矢印)、これはいったい何でしょうか? |