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ミラノ万博訪問記
2-6 ランドスケープデザイン 2日目(9月20日) (1)書店 アメリカ館で風景を撮影している間に、Gさんと逸れてしましました。まあ、前回ご一緒した麗水万博のときもそうだったので、あとは自然と別行動という流れに。以後は私一人で会場巡りということになりました。 アメリカ館の隣が、公式の書店。万博会場内に書店というのも珍しいですね。万博での楽しみの一つが紙資料収集の私としては、是非行きたいと思っていたスポットです。さっそくは行ってみました。 店内は、広い割には公式ガイドブック山積みされてるのが目立つだけで、万博関連の書籍は多くありませんでした。公式ガイドブックはすべて購入。英語版とイタリア語版とがありますが、もちろん英語版。それと万博では定番の絵葉書も購入しました。以下、解説。
①ミニガイドブック(B6サイズ、93頁、5€) こちらは、GWに訪問された万博仲間にお土産として頂いたもの。ポケットサイズながら、パビリオンの一口メモだけでなく、コモンエリア(休憩所&公園)などの解説もあり。ただ、字が細かすぎ。 ②公式ガイドブック(A4サイズ、276頁、29€) 百科事典のような重量感、4000円ですから、超豪華版です。パビリオンの詳細な解説の他、ミラノ万博のテーマ「食」についても多くのページが割かれている。本の装丁がヨーロッパって雰囲気ですね。 ③ミラノガイド(B5、125頁、12€) 万博会場についての解説が少々、メインはミラノの観光ガイド。3日目のミラノ市内観光の際、Gさんとも話していたのですが、ミラノ市内全体が「ミラノ万博会場」と捉えられているのではないかとの印象。まあ、これは愛知万博でもサテライト会場があったりしましたので、どの万博にも共通することですね。 ④絵葉書 イタリア関係の建造物が3種類、ロゴマークが3種類ほどあっただけ。素っ気ないと言えば素っ気ないけど、ロゴマークの配色が美しいですね。 万博会場を少し廻ったり、これら書籍を見て思うのですが、ミラノ万博では、万博カラーが「ピンク」「イエロー」「ライトブルー」の基本3色に、それらが合成した「レッド」「グリーン」「パープル」などが加わり、万博色が一色だった愛知・上海よりも、華やかな雰囲気でオシャレです。 (2)ランドスケープデザイン 会場を少し散策しただけでも、ミラノらしいランドスケープデザインが目に飛び込んできます。こちらも万博色をふんだんに使ってカラフルですね。ゴミ箱や案内所は、どの万博も個性があって興味深々。4万博のランドスケープ比較考を、別稿で予定しています。 休憩所の脇に設けられている庭園。愛知万博のような花畑はみられませんが、整然と並んだ樹木と共に、、粋なストリートファニチャーが設置されているのは、目を引きました。東アジアの万博では見なかったデザインですね。ちなみに、ここで暫しの休憩です(11:20)。この時点で、収集した書籍やパンフ類で、リュックも随分と重くなりました。 写真左は、会場の各所にみられたタワー。右側は、電気系統の設備なのですが、正にバイオラングです。上海や麗水でも緑化壁は見ましたが、こういう点でも愛知万博の影響大ですね。 |