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ミラノ万博訪問記 

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 2-5 アメリカ館 1日目(9月20日)

  (1)デクマーノ

 デクマーノを東に進み、カルドと交差する地点まで戻ってきました。交差点の四隅には、銀色で覆われたオブジェが太陽光で反射して輝いています。なかなか存在感のあるオブジェですね。4基のオブジェで囲まれた交差点内が”Piazza Italia(イタリア広場)”と呼ばれる一角です。


  デクマーノを更に進みます。装飾も美しく、愛知万博のグローバルループと同様、歩いているとあちこち目を奪われますね。


 パビリオンの前には表札よろしく、パビリオンナンバー(番地)と各国の国旗が表示されています。万博らしいですね。そしてその中の一つ、アメリカ館が次の目的地です。 


 (2)アメリカ館

 ミラノ万博を訪問された多くの万博仲間が、展望台として一番のご推薦だったのが、アメリカ館の屋上。ということで、3つ目のパビリオン、アメリカ館へ。


 こちらもポーランド館と同様待ち時間なしで入館。グループごとで映像を見るパビリオンはどの万博でも待ち時間が長いですが、流れ作業のパビリオンは入場が楽です。

 さて、アメリカ館の入り口、まずは長いスロープを上がって行きます。3階が、屋上に当たります。

 スロープ(前) 天井 
スロープ(後) 2F

 2階からは、正面に休憩所や店舗などが入った木造の建物が見えます。各ブロックの間に、小公園やこの休憩所の建物が多く配置されていて、手狭な万博会場を有効に利用しています。同じ構造で9棟ほどありました。


 進路にパネルや装飾はあるけれど、メインになるような展示はなく、屋上にフードコーナーがあるのみ。ちなみに、ミラノ万博は「食」がテーマであることから、全パビリオンにレストランorフードコーナーの設置が義務付けれれているとか。


 アメリカ館のメインは、間違いなく、屋上からの展望でしょうね。四周が展望できるのは、このアメリカ館だけだったように思います。来館者も、屋上のあちこちで撮影に夢中だったり、遠景を堪能されているようでした。


 (3)展望

 それでは、アメリカ館屋上から眺めたミラノ万博会場の様子を、ご紹介していきます。こちらは、先ほど2階から見た写真と同じ構図。写真左は、北東方向を眺めたもの、アルプス山脈がくっきりと見えますね。写真右は、南東方向になります。


 こちらは北側方向に見えるアルプス山脈。山の名前は不明です。


 そして、こちらはアメリカ館の入り口付近から撮影。写真左は、西ゲート方向を眺めたもの、2つのパビリオンを飛び越えてエクアドル館がよく見えますね。そして、写真左が、デクマーノを見下ろしたもの。こういう写真を撮りたかったんですよね~。ミラノ万博は塔がないので、当初、高所からの撮影は諦めていたのですが、希望する写真が撮影できて大満足です。


 

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