万博を歩こう・TOP  > ミラノ万博訪問記 > 2-1

ミラノ万博訪問記 

前へ 次へ→     


 2-1 南ゲート 2日目(9月20日)

 1)Centrale FS駅

 いよいよミラノ万博訪問の初日。早朝の5:00には起床、朝暗いうちにホテルを出て、始発の地下鉄で万博会場へ出発。万博ファンの朝は早い! ミラノ中央駅の前の3号線Centrale FS(チェントラーレ)駅の方が便利ということが分かって、これからはこちらを利用することにしました。

 まだ誰もいないホーム(6:15)。ごみ箱や消防用ホースの表示が珍しいので、思わず撮影。イタリアに来て思うのですが、デザインはいいですね~。

 車内放送を聞いていて、いつも耳に残ったのが”fermata”、音楽用語で「音を延ばす」って意味ですね。駅が近づく度にアナウンスされるのですが、後で聞いた話によると「(列車が)停止する」ということでした。音楽用語はついつい反射してしまいますね。


  2つ目のDuomo(ドゥオモ)駅で、1号線に乗り換え。そして、万博会場駅である、昨日のRho(ロー)駅の2つ手前、Molino Dorino(モリノドリノ)駅で下車。というのも、正門ともいうべき西ゲートから入ると、大混雑で入場時間が掛るため(こちら参照)、穴場の南ゲートから入るとよいとの情報。それも西ゲートとよりも1時間早い9時には開場するそう。その南口の最寄駅がこのMolino Dorinoというわけです。


 2)南ゲート

  駅から南ゲートまで結構距離がある上に道が非常に分かりにくいということで、タクシーで向かうことになりました。わずか10分で到着。なかなか順調な滑り出しですね。南ゲート前にRegora55というお店があったので、そこで朝食をとることができました。客はほとんどが出勤前のスタッフ。で、料金もお値打ちです。

 イタリアに来てよく食べたのが写真右下のようなハンバーガー。固めのパンにサラミとチーズ、最後まで慣れませんでしたね。それに対して感激したのは、エスプレッソ(小さなカップ)。本場イタリアのこのエスプレッソが5日間で一番印象に残っていますね(また飲んでみたい!)。



 南ゲート 入場券売り場 
 Regora55 朝食 

 時間がまだまだあったので、周囲を散策。ゲートの背面はちょっとした公園になっています。そして高速道路の向こう側には雪を被った壮大な山々。来るときにタクシーの運転手さんが、これだけ快晴で周囲の山が見渡せるのは珍しいと言っていました。山の名前を教えてもらったんですが、忘れました。確認してみると、これはマッターホルンですね、恐らく。こういう山を見ていると、ヨーロッパに来たんだなと思います。


 そうこうしている内に行列もできてきました。ここで万博仲間のI氏とO氏に遭遇。上海万博や麗水万博でもご一緒したお二人、こういう場所で会うというのもあまり違和感がないですね~。


 9:00に開場、荷物のチェックをした後は会場の中へ向かって急ぎ足、取りあえず同行のGさんとは最初に入るパビリオンで落ち合うことに。橋を越えて高速道路を跨ぐ橋を渡ります。


 橋を渡りきったところで、また山がきれいに見えたので、再度撮影しておきました。


 そしていよいよ待ちに待った万博会場です。

  ←前へ 次へ→