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愛知万博訪問記

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 #5 夜景 05/06/18

 仕事の帰りにぶらっと万博へ行ってきました。名古屋市の会社から、広小路〜東山線〜長久手線をひたすら東に向かうと長久手会場に到着です。長久手駐車場に停めようかと思っていたのですが、15時半時点で満車。4月にはあれだけガラガラだったのに、万博人気もかなり上向きのようです。西ゲート周辺の民間駐車場を廻ってみたのですがこちらも満車、リニモ西口の1つ手前の駅近くでようやく空きを見つけることができました。

 16時に入場したのですが、前回よりかなりの混雑ぶり。それもそのはず、この日は開幕以来、最高の17万だったのです。これまでの私の来場時の入場者数は、6、7、10、14(単位、万人)と、来るたびに増えてきています。当初は、グローバルループの上にあまり人影が見られなかったのですが、もう今日などは人の波がGPを途切れなく1周しているのではないかと思うほどの混雑ぶりでした(写真)。

 大阪万博では「月の石」ではなく「人の頭」を見に行ったようなものだという話もありますが、愛知万博もやっと万博らしくなってきたようです。ガラガラのグローバルループを歩いているのも、どこか寂しいものがありましたものね。
 



 1、森林散策

 今日は、まだ見ていない欧州・亜州のパビリオンを見る予定でしたが、前回並ぶことなく入場できたパビリオンまで行列ができていました。パビリオンの入場はあきらめ、会場南端のEXPOドーム周辺やその奥の「森のビジターセンター」を散策してきました。

 今回の万博の一番人気は企業館、次は外国館のようです。市民参加の施設も多くあるようですが、マスコミなどによると、どうも不人気のようです。前回訪れた「遊びと参加ゾーン」の地球市民村や今回の施設では、万博のテーマである「自然・エコロジー」をテーマにした展示や、来場者が参加できる手作り教室が多く見られました。どこもボランティアのみなさんが笑顔で向かいいれて下さり、解説にもついつい耳を傾けてしまいます。人込みから離れて、「森の中の万博」に浸るのもいいものです。


森の自然学校・入り口



 2、夜景

 
長久手愛知県館を出たころには、辺りも暗闇に包まれてきました。夜の万博も前回に続き、2回目ですが、夜の会場は昼とは違った顔を見せてくれます。夜の万博会場を散策するのも、また風情があります。毎回、大阪万博との比較をしてしまい、この日誌も「大阪・愛知万博比較考」になってきましたが、今回も大阪万博の夜景との違いについて触れてみたいと思います。

 
 大阪万博のパビリオンは、どれも個性があり会場も「近未来都市」を思わせるきらびやかさがありました。各パビリオンの夜の照明も、同様、華やかなものでした。私が一番印象に残っているのは、ダントツ一位でスイス館。1本の木が電球で構成されているわけですから、まさしく夜にその美しさを発揮するパビリオンでした。次は、フランス館。写真では、おわんをふせた形のパビリオンに電球が等間隔にあるだけのように見えますが、これらが交互に激しく点滅し、とても美しかった記憶があります。

 愛知万博でみられる夜景は、大阪万博のときとは様相をかなり異にしています。全体的に薄暗く、昼間の顔と同様かなり地味なものです。意図的に暗くしてあるということを知ったのは、万博特集の新聞記事をみてからでした。私でも名前を存じ上げている程に有名な、照明プロデューサーの石井幹子氏が会場全体の明かりをデザインされたといいます。コンセプトは、「家族で月明かりが楽しめるように、なつかしい日本古来の故郷の明かりで満たしたい」。それで、大阪万博のときにみられたような、著しく明るい光や点滅する光が禁止されているのですね。納得。

 
 アジア館が集まるコモン6に訪れたときは、もう真っ暗。照明に照らし出された各パビリオンが中央の池に映り(写真下)、なかなか趣きのあるものです。ここではよく食事をとるのですが、今晩もこれらのパビリオンを眺めながらカレーの夕食となりました。20時を過ぎるとどこも待ち時間もなく入館でき、前回入れなかったオーストラリア館、ニュージーランド館、シンガポール館などを訪れました。オーストラリア館の前ではコンサートが催されていて、いつも和やかな雰囲気に包まれています。これもお国柄でしょうか。


愛知万博・カンボジア館 愛知万博・タイ館

  


 3、リニモの混雑

 21時にパビリオンが閉館になるので、これくらいの時間になると帰りを急ぐ人たちでリニモの駅は朝以上の混雑となります。前回、娘と訪れたときは30分待って、やっとリニモに乗車することができました。しかし、今日は車で来ていたので、混雑を尻目に西口から駐車場へと向かいました。仕事を終えてから、万博で5時間歩き詰め、真っ暗で人通りのない道をとぼとぼ歩くのは、さすがにシンドかったですねぇ。後ろから自転車が何台も追い越しいくのを見て、「次回はワゴンに自転車を積んで来なあかんな」なんて思いました。

 やっと駐車場に到着、"FM loverth"(仕事中もよく聞いています)を聞きなが万博の余韻に浸り、家へと車を走らせました。途中の交通情報を聞いていると、なんとリニモ乗車に90分待ちとのこと。会場を歩き回ったあとにこの混雑は、ちょと勘弁してもらいたいものです。今日は車で来て正解、40分で自宅へ到着しました。

 それにしても、仕事の帰りにちょっと万博というのは、本当に贅沢なことですね。機会があれば、また仕事帰りに寄ってみたいものです。次回は、自転車も忘れんようにしよっと。


〔追記〕
 05/10/08

 朝の入場時の混雑を避けるため、休日前の仕事終了後に入場することが次第に多くなっていきました。パビリオン閉館時刻の21時を過ぎても、夜景を見ながらしばらくはグローバルループを散策するのが毎回の習慣となりました。今から思うと、本当に至福のときでした。

 また、この次からは本当にワゴンに自転車を積んで来場するようになりました。仕事帰りに気軽に万博訪問できるようになったのも、格安の民間駐車場と自転車のお陰です。


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