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愛知万博訪問記
#20 地球市民村 05/08/27 一週間の仕事も終了、そしてそのまま万博会場へ直行。途中の県道長久手線は、名古屋インターを過ぎる辺りから他府県ナンバーの乗用車がいっきに増え渋滞する日が多くなってきました(写真)。それに従い、週末は、駐車場を確保するのも困難になってきました。「ひょとかしたら、とめれへんかもしれんなぁ」という不安がつきまといます。 いつもの「三峰P」は案の定、満車。まぁ、想定内ってところですか。田籾線を南下して、前回利用した、名商大前の民間駐車場へと向かいました。ところが、なんとこんな最果ての駐車場までもが満車。「なんとか1台くらい、とめれん?」とか言っているうちに、石川ナンバーの乗用車が出庫、これでどうにかこうにか無事にもぐりこむことができました。 ワゴンに積み込んであった自転車を降ろして会場へ出発。行きは、途中まで急な下り坂、大観覧車が見える会場まで風を切って自転車を走らせました。気分は最高、爽快です(その代わり、帰り道は、真っ暗な中、登り道が続いてしんどいこと、しんどいこと)。 1、「遊びと参加ゾーン」 夏休み最後の週末、会場内はかなりの混雑です。パビリオン巡りは止めて、「遊びと参加ゾーン」を散策することにしました。大観覧車の見える辺りで、グローバルループを降りると、南からゾーンへ入ることができます(写真左上)。 ここは、言うなれば遊園地。「風の広場」には滑り台が、「水の広場」には池があります。この周辺も万博のために新しい設備が設置されたとのことですが、雰囲気は以前の青少年公園といった印象、ここでは小さなお子さんたちものびのびと遊んでいる様子でした。池のほうでは、ご覧の通り(写真左下))、みなみな裸になって水遊びをされていました。 一方、お父さんお母さんがた、こちらはかなりお疲れの様子、わずかな木陰をみつけて昼寝の真っ最中(写真右下)。夏休み最後の週末、小さなお子さんを連れての万博見学、お疲れ様です。混雑したパビリオンの見物を避けて、こちらに避難されてみえたのでしょうか。 小さなお子さん連れの家族をみていると、16年前に開催された名古屋デザイン博のことが思い起こされます。当時、1才半の長女を連れて幾度か足を運びました。家内によると、ちょうどオムツのはずれるころで、何かと大変だったと言います。私が真っ先に思い浮かぶのが「お化け屋敷」。中へ入るなり「こわいよー」と大泣きする娘を抱えて、急いで入り口から出て来ました。小さなお子さんを連れての万博も大変でしょうが、それはそれできっといい思い出になることでしょう。
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2、地球市民村 「水の広場」から北へ進むと、「わんぱく宝島」や「ファミリー愛ランド」、今日はこちらもつぶさに見学。前回散策していたころに比べると、この辺りもかなりの人出です。パビリオン見学をあきらめた(?)、小さなお子さん連れのご家族が多くみられました。 私が最近、混雑時に避難するのが、その隣の「地球市民村」(写真上)。愛知万博の目玉の一つである「市民参加」。瀬戸の市民パビリオンや海上広場と並び、NGO・NPOが出展しています。テーマは、「自然の叡智」と「地球大交流」そして「持続可能性への学び」の3つということですが、各団体の取り組むテーマも、自然保護、貧困問題、人権問題、平和運動、食料問題、文化と多種多様。しかし、各出展を順に見学していると、どれもが複雑に深く関わっていることに気がつきます。会場の雰囲気も、いかにも手作りといった感じ。”パビリオン”もプレハブ、非常に簡素です。 以前は見学者が少なかったのですが、入場者数が増加するに従いこちらも賑わいを見せるようになってきました(写真左下)。「地球市民村」ファンとしては、うれしいことです。今日は中央広場(「大地の広場」っていうんですね)でトークショー、場所柄か内容はいたって硬い、真面目なものでした。そのためか座っての見学者もやや少な目。 |
3、トワイライト・コンサート〜タケカワユキヒデ 連夜、愛・地球広場で開催されている、ビッグアーティストたちによるトワイライト・コンサート。今晩は、私の世代ではゴダイゴのメンバーとして知られるタケカワユキヒデ。ライブは撮影禁止なので、会場の雰囲気だけ。 19時にオープニング。出演はタケカワユキヒデと二人の娘さん。子だくさんとは聞いていたんですが、近年は3女・4女のお二人と活動する機会が多いとか。ゴダイゴ時代の「モンキーマジック」「ガンダーラ」など中心に、ピアノ伴奏だけのしっとりとした、そして和んだ感じの演奏でした。
夏休みもまもなく終了、そしていよいよ愛知万博も最終月に突入ですね。あと難解訪問できることやら。 |