万博を歩こう・TOP > エッセイ > 2-4
万博イベントレポート
#6 06/02/04 万博ファンサイト・新年会〜万博ファン集合 愛知万博が閉幕してからも毎週、会場跡地へ取り壊しの様子を撮影に行っている「万博遺跡オタク」になってしまった私。昨年11月には、とうとう新しいサイト『万博を歩こう』を開設。それ以降は、本拠地である方言サイトも開店休業状態、さらに毎年提出している方言論文も今年はお休みさせていただくことにしました。一生の思い出に残る一大イベント、万博。その興奮が冷めやらないうちに、『万博を歩こう』を作り上げたいと、現在も奮闘中です。 万博ファンサイト 日曜日に万博跡地を訪問していたある日、北ゲート前でひとりの万博ファンの方とお会いしました。会場付近にお住まいのRさん、ちょくちょく会場跡地へいらっしゃっているとのことでした。この方、万博ファンが集まるサイト「Enjoy 愛知万博」の常連さん、私が万博のサイトを立ち上げたばかりと話すと、そのサイトにご紹介いただけるということになりました。 さて、次の日、自分のサイトを見てびっくり。前日、14だったカウンター数が80を越しているではありませんか。そして夜には150台。方言サイトでは考えられなかった訪問者数です。恐るべし、万博パワー! Rさんからお誘いをいただき、私も「Enjoy 愛知万博」に参加するようになりました。万博に関する情報がマスコミで取り上げられることはめっきり少なくなった昨今、ここでは新しい情報が日々更新。また、私と同じ「万博遺跡」ファンの方と情報交換をしたりするなど、毎日このサイトをチェックするようになりました。 そんな万博ファンの集まるオフ会。昨年末のオフ会にお誘いいただいたのですが、仕事が多忙な年末とあって断念。そして、今日は新年会、初めての参加となりました。 新年会 場所は藤ヶ丘のあさくま。ドイツ館のレストランが移転したことで知られています。今日はそれにちなみ、ここで開催。オフ会なるものには初参加、また新しい人たちの輪に参加するというのも、久しぶりのこと、ちょっとわくわくします。 午後1時半集合のところ、ちょっと早めに会場へ到着。一番奥の貸切のスペースには、もうかなりの人が集合してみえます。見覚えのあるRさん、そしてサイトを通じて交流のある何人かの方ともごあいさつ。 時間になり、オフ会の始まり。3つのテーブルに分かれ、簡単に自己紹介。みなさん、お互いにかなり顔なじみのようです。私も多くの方とお話をさせていただきました。親子で72回も入場されたNさん、豊橋から50回もいらっしゃったHさん、私より数年年長だけなのに23回も大阪万博にいらっしゃったFさん。「万博オタク」を自認していた私でさえ、足元に及ばないような方たちばかり。みなさん本当に万博に対する想いが熱いんだなと、感心するやらうれしいやら。共通の話題があるっていうのはいいですねぇ。みなさん、とても初対面とは思えませんでした。 今日のために、遠く東京、福井、滋賀から足を運ばれたかたも。一番驚いたのは、な・な・な〜んと、私の実家のある町内から参加されたGさん。共通の知人の話をしたり、超ローカルな地名(大字)が飛び出したり、世間は狭いものですね。 私のサイトをご覧になっていただいている方も何人かいらっしゃて、大変感激しました。2つのサイトを持っていて、ときどき見知らぬ方からメールをいただくのですが、直接ご意見をいただくのは初めて、いい励みになりました。意外だったのは、大阪万博の写真の評判がよかったこと。35年間も実家の押入れの奥にしまい込んであった写真がこのように喜んでいただけるなんて、何よりです。 最後はお子さん10名を最前列に、総勢40人近くで記念撮影。そして、有志で2次会のカラオケへ。私もオフ会初参加ながら同行、ついつい熱唱してしまいました(ちなみに、レパートリーは数曲のみ)。気がつくと夜の8時半。 初対面の方たちとこんなに長い間楽しく過せたのも、暖かく迎え入れてくださったみなさんのおかげです。また、普段は口にすらできない万博の話題を心行くまで話すことができ、本当に楽しい時間をすごさせていただきました。本当にありがとうございました。次回、またよろしくお願いします。 |
#05 ワンダーサーカス電力館・メモリアル展示 05/12/08 閉幕後、毎日の新聞を賑わしていた万博関係の記事も日が経つにつれ少なく、小さくなってきました。それだけに、たまに万博関係の記事があるとついつい目が行ってしまいます。一昨日、新聞に目を通していると、愛知万博の人気パビリオンであった「ワンダーサーカス電力館」のメモリアル展示が始まるとのこと。場所は伏見の「でんきの科学館」、会社から数分のところです。仕事が早くはけた今日の午後、早速の訪問です。 電力館といえば、展覧車の隣。壁面の子供の絵や「ライド」と呼ばれる乗り物が人気でした。私は一度だけ入館したのですが、展示内容よりパビリオン前の中庭のほうが印象に残っています。パビリオン前の「緑の地球儀」は人気の撮影スポットでしたし、噴水のある庭園ではいつもお子さんたちが遊んでいるようすが、とっても微笑ましかったですね。 さて、「でんきの科学館」の前まで行くと、広小路通りからでもあのなつかしいパネルを確認することができました。展示は1階ホールです。展示されているものは、「ライド」の先頭車両、マスコット・キャラクター、1/200のパビリオンの模型(写真右中段)、そしてパビリオンの185日間の主な出来事をまとめたパネルです。私が一番気に入ったのが模型。万博会場ではあまり気がつかなかったのですが、ちょっと菱形に近い形をしているのですね。 パネルの前で、パビリオンの軌跡をなつかしく眺めている間にも、ちらほらとメモリアル展示がお目当ての来訪者がみられました。みなさん、ホールに入られるなり、旧友に会ったような「お〜、なつかしい」という表情をされます。これらの懐かしい展示をみて、会期中のことが脳裏に浮かんだに違いありません。世間一般では、万博なんてもうかなり昔の出来事とされています。そんな中、このような企画は、万博ファンにとってはうれしいものです。展示は来年2月の最終日曜日まで。休日にはきっと多くの万博ファンが訪れることでしょう。 (05/12/10) →「移転した万博遺跡」 |
#04 ラヴァース・ショップ 05/12/01 先日、「アスナル金山」にオープンしたエコマネーセンター。オープニングセレモニーでは、愛知万博のキャラクター「モリゾーとキッコロ」が久しぶりに登場して大盛況でした。閉幕後、初めてお目にかかるモリコロ、小さなお子さんたちだけでなく多くの大人たちにとっても、なんとも懐かしい、そしてうれしい再会でした。ついつい”あの頃”を思い出してしまいますね、そう、万博に通い詰めだったあの頃を。。 私にとって愛知万博の懐かしい想い出のひとつが、愛・地球博公式FMの「FM LOVEARTH(エフエム・ラヴァース)」。会場にいるときだけでなく、会場への行き帰りもFMラヴァースにオン、万博気分に浸っていました。いや、万博の行き帰りだけでなく、仕事中の車でもラジオのチューニングは77,3MHz。万博期間中はずっと楽しませていただきました。 会場内、ラヴァースのスタジオは北ゲートの下(写真左下)にあり、会期後半になると毎回覗くようになりました。DJのみなさん、曲の合間には手を振ってくださったりして、スタジオの前を行きかう人も結構楽しんでいたようです。「77,3MHz」と書かれた文字と並んで、ラヴァースのロゴマークが入ったパネル(写真右上)も素敵でしたね。夜になるとネオンが点灯し、会場の夜景に彩りを添えてくれました(写真中段右)。 万博閉幕後、万博が終わってしまったことを痛感されられたのも、ラヴァースの終了。仕事中、毎日聞いていたのが、突然なくなってしまい、大変さびしく感じたものでした。 さて、多くのパビリオンの備品が各地へお嫁入りしていくなか、FMラヴァースも嫁入り先が決まりました。周波数がたまたま同じであった、福井県の放送局”福井街角放送("Radio あいらんど)」から、スタジオの上のネオンサイン(写真中段左)を譲って欲しいとの要請があり、ラヴァースを運営していたCBC(中部日本放送)が了承したと、ニュース発表がありました。たまたま万博に来ていた福井街角放送の関係者が、同局と同じ周波数のパネルを見て大変驚かれたそうです。福井の街角に輝く「77,3MHz」のネオンサインも一度みてみたいものですね。 その2は、何と”AMラヴァース”が10月から、CBCで開始されたこと。私の好きだったFMラヴァースのDJ、佐野厘瑛さんの元気な声がまた、この名古屋でも聞けるというのはうれしいものです。でも”AMラヴァース”は”FMラヴァース”とはやはり別物。あの”♪seventy seven point three, FM Lovearth ,Aichi,Japan"というジングルがあってこそのラヴァース、あぁ、また聞いてみたいですね、あのジングル。ちなみに、家にあるラジオでは74MHz以下は入らなくて録音ができませんでした。ちょっと惜しいですね。 その3が、今日訪れた”ラヴァース・ショップ”。11月26日に新栄のCBCにオープンすると情報を、毎朝聞いているCBC(「聞けば聞くほど」)でキャッチ。今日、仕事帰り立ち寄ってみました。 案内板(写真左下)に沿っていくと、社屋左にショップの入り口が、そしてそこには懐かしい”FMラヴァース”のロゴの入ったパネル(写真右下)が展示してありました。半年間の風雨にさらされ、会場でみたよりはさらに日に焼けて変色している姿が印象的でした。ネオンも点灯されていて、ラヴァース・ファンにはうれしい限りです。 でも、ショップはというと、以前のプレイガイドそのままといった感じ。なにかラヴァース関連のグッズでもあるかと期待していた私にはちょっとさびしいものでした。ジングルの入ったCD、やはりネットで購入しないといけないのかなぁ。また聞きたいですね、毎日聞いていたあのジングル。 ”♪Seventy seven point three, FM Lovearth ,Aichi,Japan" →「移転した万博遺跡」 05/12/02 |