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万博イベントレポート

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#03 EXPOエコマネーセンター、訪問 05/11/22
 

 昨日、アスナル金山にオープンしたエコマネーセンターに仕事の帰り、寄ってきました(写真上)。先日は実に多くの来訪者、入場の列は3・4時まで続き、1〜2時間待ちだったといいます。しかし、今日は平日の午後とあって来訪者も10名程度、ゆっくりと雰囲気を味わってきました。

 センターの様子は万博会場そのままといった感じ、ただ受け付けの位置が右側から左側に変っただけでしょうか。センター内、入ってすぐ左には、万博関連の展示物が陳列してありました。会場の模型(写真下左)や東海テレビのパネル(写真下右)、その他にもFMラバース関連のグッズなどなど。なつかしいですねぇ。

 私の短い滞在時間にも、入れ替わり立ち代り来訪者があり、係りの方からエコマネーのポイントの集め方の説明を聞いているようでした。方法は万博とときとまったく同じ、万博の入場券にポイントがたまっていくわけですね。他の万博関連資料と一緒に、ダンボール箱の奥底にしまい込んでしまっていたあの懐かしい入場券を、また引っ張り出してくるとは思いもしませんでした。


 
ンターの正面にはあのおなじみのパネル。集まったエコポイントで、エコ商品と交換してもいいですし、植樹をすることもできます。私は万博期間中にたまったポイントで絵葉書と交換、残りは植樹に寄付してきました。そのとき、一番奥のボードに、葉っぱの形のシールを張っていくわけです。ちなみに「ス」と書いてあるのは私の張ったシールです(記念に撮影してきました)。

 万博にあったボードがそのまま金山に引越し、今度はその上を覆った透明ボードにシール(黄緑)を張っていくそうです。なにもかもあの万博と同じ、うれしいですね。


 「愛・地球博会期中の成果を継承する」ということで金山に引っ越したエコマネーセンターも、2006年9月末までといいます。それ以降は資金面など、いろいろと課題があるそうです。せっかく始まったエコマネー、全国展開をしていくという話もありますし、この先どうなるのか見守っていきたいと思います。会社・自宅にも近いので、またぶらっと寄ってみたいものです。

 


アスナル金山・EXPOエコマネーセンター
入り口のパネル
長久手会場の模型 東海テレビのパネル



#02 05/11/20 EXPOエコマネーセンター、オープン 05/11/20
 
 愛
知万博の会期中、尻上がりに人気を集めたのが、コモン4の南端、ボスニア・ヘルツェゴビナ館の左隣にあった「EXPOエコマネーセンター」(写真左上)。自然環境についての学習、つまり、エコ関連のパビリオンへ入館したり瀬戸や長久手の森を散策すると入場券にポイントが加算されるという仕組み。ポイント数によってエコ商品と交換したり、そのポイントで植樹の資金を寄付するということができました。また、協賛企業でレジ袋を断ると、それがポイントに加算されるということもあり、次第にセンターの利用が増えていったのでした。

 万博終了後も、万博の理念を継承するシステム、ということで、早くから金山の商業施設「アスナル」に設置が決定されていました。そのオープンが、万博閉幕してほぼ2ヶ月後の今日。それに「海上の森に帰った」モリゾーとキッコロが、また、ここに戻ってくるということで、大変な話題になっていました。そのオープニングセレモニーは、いってみれば万博終了後の初の関連イベント、私もちょっと覗いてきました。


 
スナルは2〜3年前に金山に設けられた複合商業施設。この2階には管楽器専門店があり、よくサックスのリードなどの備品を購入したり、コンサート前にはスタジオを借りて個人練習したり、まあ馴染みのある場所でもあります。エコマネーセンター(以下、ECと略)は、その楽器店の真下、途中の案内板にはお馴染みのECのロゴマーク(写真右上)があり、大変なつかしく感じました。

 オープニングセレモニーは11時からでしたが、私が到着した30分前にはもう会場は黒山の人だかり。会場周辺はECの入場待ちの行列が施設からはみ出して道路へ、セレモニーを見る人は2階、3階の手すりに数珠なり状態。年配の方から小さなお子さん連れのご家族、私のように一人できている万博オタク、もうあの万博会場そのものの熱気です。

 セレモニーは、博覧会協会・通商産業省の関係者、松原名古屋市長の短いあいさつ。拍手もまばらでしたが、2ヶ月ぶりに「戻ってきた」モリコロが登場すると(写真中段左)、もう大きな歓声があちこちから聞こえました。セレモニーのあとは、撮影タイム。たぶん早朝から並んでいたであろう、最初の入場者からモリコロと順に記念撮影。報道陣もかなりの数です(写真中段右、左下)。会場や2・3階のバルコニーからも、モリコロの撮影に夢中のひとでいっぱい。さずが、人気ものです。特に小さなお子さんは大喜びのようでした。


 もう帰ろうかと外に出ると、入場待ち行列が建物を取り巻いています。最後尾には、万博会場でみた「最後尾」のプラカードをもった警備の方。よく見ると、もう街では見かけることのなかったモリコロの帽子やTシャツ、バッグをを身に着けた人もみられます。ここはまるでもう万博会場。今日は、万博大好き人間には、待ちに待った日だったのですね。恐るべし、万博パワー!

 

万博会場・エコマネーセンター
アスナルにおける案内図
オープニング・セレモニー
撮影会
撮影会 センター入場待ちの行列



#01 「2005 愛・地球博写真展」〜閉幕1週間を経て 05/10/02
 
 愛
知万博の閉幕から1週間が経とうとしていますが、グランドフィナーレの「フェアウェウパーティー」を感動の中で共に迎えた万博大好き人間のみなさん、お元気でしょうか? 毎日のように万博会場へ通っていた日々も、もう遠い昔のようですね。休日に行くべき場所がなくなってしまったみなさんも、いかがお過ごしでしょうか?

 閉幕の日には、台風の強い風が吹き抜け風邪をひいてしまいました。閉幕翌日は、風邪と「万博燃え尽き症候群」で空ろな時を過ごしていました。万博閉幕を伝える新聞やラジオ、さっそく取り払われた街中のモリゾーとキッコロの看板。仕事中、いつもの習慣でFMのスイッチをオンにすると、77.3MHzに合わせたラジオからは「ザー」という雑音が聞こえてきました。「そうや、FMラバーズも終わったんや」。万博が終わったことを痛感した瞬間です。

 ラジオを聴いたりプログを読んでいると、同じ感想を持った人が多いのに驚きました。毎日の新聞、テレビ、ラジオ(FM・AM)、ホームページ、すべてが万博情報であふれ、まさに毎日が万博漬けの日々だったといえるのではないでしょうか?

 
 
日、名古屋・栄の松坂屋本店において「2005 愛・地球博写真展」を見てきました。土曜日の午後とあって、訪れる人も少なくなかったようです。誰もが万博のパネルに見入り、会期中の想い出に浸っているようでした。パネルの中に写っている警備員の女性がカップルでちょうど来場されていて、その彼氏が写真を発見して、ふたり大爆笑しているのがとても印象的でした。

 会場には、会期中に月替わりで登場していた「モリゾーとキッコロ」のスタンプが全12種類、設置してありました。そして、ここにも長い行列(私も加わりましたが)。みな、会場で販売されていたスタンプ帳を片手に並んでいるのを見ると、まだまだ万博の余韻も覚めやらないのでしょう。


 
邪もやっと直り、そろそろ「活動日誌」の更新や、ダンボール一杯のパンフレットの整理などもしていかなくてはと思っています。また、万博の興奮が覚めやらないうちに、万博のサイトを立ち上げておく予定です。万博大好き人間のあなた、またこちらも覗いてみてくださいね。
 
 

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