万 博を歩こう・TOP > エッセイ > 1-13
万 博 考
←前へ 次へ→
#13 麗水万博へ 12/07/16 2010年の上海万博の次は、お隣の韓国で2012年に開催の麗水(ヤス)万博。期間が3か月の認定博なのですが、近いことだし是非訪問してみたいと思っていました。しかし、半年を切っても全然盛り上がらないし、ツアーも見当たりません。 上海万博が、開幕1000日前に開催された万博イベントで既にPRされていたのと比べると、動きが遅いし、上海万博のときとは大きな違い。 (1)開幕2ヶ月前カウントダウンイベント(3/10) 名古屋で初めて開催された麗水万博関連イベントが、開幕2ヶ月前の3月10・11日、栄のオアシスにおけるカウントダウンイベント。イベントは、ブース、パネル展示、ステージという構成です。 ステージでは、初日にオープニングとトークショーがあった他、日本・韓国の伝統音楽やポップス・ダンスなどが披露されました。 こちらがブース。紙資料が一番の目的だったんですが、特に新しいものも見当たりませんでした。 そんな中、一番の収穫が、初めて見る万博ツアーのPR(写真右)。数社のパンフレットを見てみるも、数日の韓国ツアーの中で、万博会場の滞在時間はわずか6時間という、万博ファンには欲求不満になりそうな内容ばかり。ということで、期待していた割には新しい情報もなく、ちょっとがっかりなイベントでしたね〜。 そんな中、上海万博の情報交換会で知り合った万博仲間のGさんから、ツアーのお誘い。博多からビートルで麗水の会場へ直行、会場のすぐ近くでホテルで宿泊できて、会場には4回入場できるという、万博ファンにはとってもうれしい内容。 もちろん、即OK。開幕一ヶ月前になってやっと万博訪問が決定しました。 (2)開幕(5/12) 5月12日の開幕日には、新聞の片隅に紹介された程度。その後もマスコミではあまり紹介されることもほとんどなく、盛り上がらない万博というのは開幕後も同様。ネットのニュースを見ていても、「竹島問題」「興行不振」「予約制の廃止・復活等、現場の混乱」などなど、マイナスイメージを伴なう内容がほとんど。 ただ、実際に万博を訪れた方たちのお話を聞くと、そこは万博。なかなかの評判のようでした。7月に入ってから、既に1・2回、訪問された皆さんを交えての情報交換会が持たれ、15人が参加。会場の写真や万博グッズを拝見していると、具体的なイメージ湧いてきて、一気にテンションが上がってきたようです。 (3)麗水万博へ 私の麗水万博訪問の日程は、7月20〜23日の4日間。前日は博多に宿泊、20日の朝早くに博多港からビートルにて直接、万博会場入り。お誘い頂いたGさんとRさん、そして上海万博ツアーでご一緒したAさんご夫妻の計5人での気楽な旅となりそうです。ホテルも正門のまん前だし、結構ゆっくりと会場を散策できるんではないかと期待しています。 個人的な計画としては、上海万博とほぼ同じ。 1)会場の隅から隅まで散策。 認定博ということもあって会場は狭く、上海万博の1/13。4回の入場で充分、会場を巡ることができるかと思っています。 2)全パビリオンの撮影、お勧めのパビリオンの入場。 3)ランドスケープデザイン(サイン、ストリートファニチューなど)の撮影。 会場内だけでなく、会場の外からの様子も観察してくる予定です。 4)紙資料(パンフレット・書籍・切手・絵葉書)の収集。 5)会場の前の旧市外の散策。 上海の時もそうでしたが、海外の見知らぬ町を散策するのは楽しいもの。ホテルがある旧市街には、国宝の建造物や市場などもあるようですので、商店街を散策がてら、ぶらぶらとしてくる予定です。 5〜6月は忙しくて、なかなか計画・準備もできませんでしたが、麗水万博も、いよいよ4日後の出発。前泊する博多も初めての訪問なのでこちらも実は、とっても楽しみにしています。 私にとっては、「大阪万博(1970)」「筑波万博(1985)」「愛知万博(2005)」「上海万博(2010)」に次ぐ、5回目の万博となります。海外の万博は2回目。愛知万博や上海万博と比較しつつ、麗水万博を満喫してきたいと思っています。 |
←前へ