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万 博 考
#12 「万博再訪」 10/06/09 (1)上海万博開幕 上海万博も間もなく開幕という4月、のPRソングの盗作疑惑問題やリハーサルでの混乱がマスコミでも大きく報道されるようになり、皮肉なことに、ここにおいて上海万博開幕の雰囲気が一気に盛り上がってきたように感じます。 そして、4月30日に開幕式。新聞でも大きく報道されています。各社の中国に対するスタンスが感じられ、こちらもなかなか面白いものです。
5月1日、いよいよ開幕。 人気パビリオンは既に長蛇の列。そして、予約券配布における混乱などが、報道されています。
(2)開幕1ヶ月 開幕1ヶ月も過ぎると、上海万博に対する報道もほどんど見られなくなってきました。その一方、ネットでは日々、会場やパビリオンについての詳細な情報が飛び交い、訪問まで間もない私にとっては参考になることばかり。また、実際に上海万博を訪問された方からお話を聞く機会もあり、ボルテージは一気に上がっていきます。 そんな中、会場の様子を紹介する記事が朝日新聞に連載されました。題して、「万博再訪」。愛知万博と上海万博の比較対照がテーマ、上海万博会場でみつけた「愛知万博」が紹介されていきます。 ・ いつか見た風景 高架歩道、テント付きベンチ、ボランティアなどばど、愛知博の演出がそのまま応用。 ・ 連続出展 アジア・中南米などの発展途上国では、愛知博と似た展示が多い。 ・ 中国との関係反映 愛知の30カ国を上回る、49カ国のアフリカ諸国が参加。 ・ アートで演出 愛知博「幸福のかたち」を彷彿とされる、芸術作品の展示が多い。 一部週刊誌では、揶揄する記事がほとんどで、これから訪問しようという万博ファンにはこのような視点からの報道は、とても参考になりますね。 (3)「万博再訪」 この5年間、密かに楽しみにしてきた上海万博も、いよいよ明後日の出発。私にとっては、「大阪万博(1970)」「筑波万博(1985)」「愛知万博(2005)」に次ぐ、4回目の万博です。 愛知万博では、ついつい35年前の大阪万博と比較しながら会場を巡ったものですが、今回も記事にあったように、愛知万博と比較しながら。また、会場の広さやパビリオンの規模などは、大阪万博と比較しながら会場を巡ってきたいと思っています。 5月は予想をはるかに下回る入場数でしたが、6月に入ってからは、土曜日語とに入場者数が更新されているとのこと。また、中国館・日本館・サウジアラビア館などの人気パビリオンなどはは、数時間待ちとか。 今回は、2回の入場に限られているので、パビリオンの入場は初めから諦めて、一人で会場内を散策することにしました。入場経験者の方からは、「地図で見るよりもかなりの規模の会場の広さ」とお聞きしていますが、端から端まで歩いてこようと計画。愛知万博でも、会場を散策するのが一番の楽しみでしたし、このサイトのタイトルも「万博を歩こう」ですから。 ただ、是非入ってみたいパビリオンも。 愛知博では参加しなかった「ラトビア」「エストニア」、それに「スロベニア」。 大阪博は愛知博で気に入った「メキシコ」「トルコ」「ブルガリア」。 大阪博では「中華民国館」であった、「台湾」。こちらはかなりの人気のようです。 そして、コカコーラ・グッズを収集している知人のために、「コカコーラ館」も。 あまり詳細な計画は建てていないですが、愛知万博のときのように、好奇心の趣くまま、いろいろなモンをこの目で見てきたいな、と思っています。 |
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