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麗水万博訪問記
#1 1日目(7月20日) 3、スカイタワー (1)最初のパビリオン
入場してから初めて訪問するパビリオンは、スカイタワーに。既に2回、麗水万博を体験されているGさんについて、会場内を移動。会期が3ヶ月間のミニ万博で会場が狭いと聞いていたけれど、想像以上の規模、会場の広さ。会場の雰囲気は、愛知万博や上海万博と少しも変ることなく、「万博会場に帰ってきたんだ」というのが率直な感想(上海万博の時も書きましたが)。 さて、麗水万博のランドマークタワーである、スカイタワー。利用されなくなったセメント用のサイロを再利用したといいます。高さが67mと、会場で一番の高を誇ります。 入場者数が伸び悩んでいたという麗水万博も、夏休みに入ってからお子さん方の入場が増加して入場者数も増加気味とか。スカイタワーに入館する列にも、多くのお子さん方の姿が見られました。待ち時間は40分、上海万博の人気パビリオンに比べると短い方ですよね。
待っている間にも。パフォーマンスが見られたり、スカイタワーを見上げたり、周囲の韓国人の様子をチラ見したり。上海万博における”中国人ウオッチング”も興味深かったですが、こちらでの”韓国人ウオッチング”も同様、なかなかない機会ですからね。 (2)展望台 待つこと40分、やっと入場。エレベーターで一気に展望台へ(14:20)。万博会場における楽しみの一つが、展望台からの万博会場を観察すること。 会場は図にあるようにメインゲート(M)を基点として、くの字の形をしています。会場の両端からは堤防が突き出ていて、会場を囲むように湾を形成しています。図の左付近のSTがスカイタワーの位置。ここで、会場図と照らし合わせながら、会場の様子をご紹介していくことにしましょう。
1)麗水EXPO駅 スカイタワーの北側(地図では左)に、麗水EXPO駅。開幕に合わせてソウルから会場までKTX(高速鉄道)が延長されています。向こう側に見える高層ビルが、エキスポタウン、現在はスタッフの宿舎として利用されているそうです。 2)駅・ホーム 右周りに移動していきます。駅の西側は、ホームや車庫。 3)エネルギーパーク 「子供たちの教育の場」と位置づけされているエネルギーパーク。真面目な取り組みなんですが、会場の「僻地」にあるため、どうも人気がないスポット、と後から知ることになります。愛知万博の「遊びと参加ゾーン(地球市民村、ほか)」や上海万博の「ベストシティ実践区」のようなものですね、規模は違いますが。 4)企業館
韓国を代表する企業が出展するゾーン。人気スポットのひとつですね。特徴的な形をしたパビリオンが並んでいます。 5)防波堤と梧桐島 会場図で示したように、会場の両端から延びる堤防が確認できます。企業館のゾーンから伸びる堤防は「クルーズ公園」、毎晩、Kポップのコンサートが開催されている場所ですね。 反対側のMVLホテルから伸びる防波堤の延長には梧桐島、そこからさらに左側に伸びる堤防も確認できますね。ビートルで会場入りするときに見た展望台がある地点です。明日行きます。 6)テーマ館とEXPO広場 会場の中心地。手前右側にはEXPO広場、その向こう側にはテーマ館やビッグO、そして左遠方ひはMVLホテルが確認できます。 7)MVLホテル 上記の写真6)の一部を拡大したのが、こちらのMVLホテル。 8)ビッグO 同じく6)を拡大したもの、麗水万博のシンボルとでもいえるビッグOが確認できます。 9)国際館 そして、多くの外国パビリオンが入っている国際館。4層構造な巨大な建造物、この万博の見所の1つですね。手前には、2号ゲートも見えますね。写真右端がエキスポタウン。これで、会場をずっと展望してことになります。 会場を見渡して、もうひとつ気が付くのが周囲の地形。海があってすぐに山、平地が少ないんですね。「知多半島を想像してもらうといい」と前もってお聞きしていましたが、なるほど。 (3)下へ 展望台では、ゆっくりとくつろく年配の方たち。小中学生のグループも多く、賑やかなところは日本も韓国も変らないものだと思いました。下りのエレベーターを待つ列では、すぐ前に中学生くらいの女の子6人くらいのグループ。近くの町から遊びに来ているそう、英語でちょっとお話をさせてもらいました。外国人相手にとてもシャイな様子。そうなんですね、こちらが外国人になるんですね。こちらもなんか、不思議な感覚です。
エレベーターを降りると、マグカップに入った水が配られます。写真の装置で、海水を真水にしたものとか。このマグカップも記念にもらえるという趣向になっています。 一つ目のパビリオンの観覧もこれで終了。最初に、会場の様子を確認できて有益でした。このあとも、会場のあちこちからその姿を確認できたスカイタワー。正に万博のランドマークですね。 |